夏になると、
「暑いから、お散歩はおやすみ!」
そんなお話をよく耳にします。
もちろん、それは間違いではありません。
近年の猛暑では、
真昼のアスファルトは
人が想像する以上の高温になります。
気温だけではなく、
地面の温度にも注意しなければ、
肉球を火傷したり、
熱中症になったりする危険があります。
だから私は、
無理をしてまでお散歩へ行くことを
おすすめしているわけではありません。
ただ、一つだけ
考えていただきたいことがあります。
それは、
飼い主さんが考える「お散歩」と、
わんちゃんが感じている「お散歩」は違う。
ということです。
わんちゃんにとって、
外の空気を感じること。
季節の匂いを嗅ぐこと。
ほかの犬や人が歩いた情報を読み取ること。
「今日はいつもと違う匂いがする。」
「ここは安全だ。」
そんなことを確認しながら、
自分の世界を広げています。
つまり、
お散歩は心を満たす時間でもあるのです。
だからこそ、夏のお散歩は
「行く・行かない」の二択ではなく、
「どうすれば安全にできるか」を
考えることが大切です。
早朝や夜の涼しい時間を選ぶ。
必要であれば靴を履く。
(履くためには少しずつ慣らす練習が必要です。)
肉球クリームで乾燥や摩擦を防ぐ。
クールベストや保冷グッズを活用する。
その子に合った方法を選んであげればいいのです。
クールベストに
首には保冷剤を巻いて、
5時に出発していました。
そして、
本当に暑くて外へ出られない日は、
お家の中でできることを考えてみてください。
宝探しゲーム。
かくれんぼ。
ニオイをたどる遊び。
おもちゃを使った知育遊び。
室内でできるフィットネス。
身体を動かすだけではなく、
頭を使うことも、
わんちゃんにとっては良い刺激になります。
時々、
「小型犬は散歩しなくても大丈夫。」
という話を耳にします。
確かに
犬種や年齢、体調によって
必要な運動量は違います。
しかし、
「小型犬だから散歩がいらない」
という考え方は、
私は少し違うように感じています。
犬は、身体の大きさに関係なく、
外の世界から
多くの刺激を受け取りながら
生活する動物です。
だからこそ、
暑い夏は「散歩へ行くこと」を
目的にするのではなく、
愛犬の心と身体をどう満たしてあげるか。
その視点で考えていただけたらと思います。
愛犬の健康は、
特別なことをすることではなく、
日々の小さな積み重ねの中で
育まれていきます。
この夏も、無理をせず、安全第一で。
そして、
愛犬が笑顔で過ごせる毎日を
一緒につくっていきましょう!
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