こんばんは。
年々、複雑な環境になっている【学校〜教育現場】をよりよい環境へと変えていくために、スクールカウンセラーや、学生向け相談・支援員の増員と、常勤化を確立・定着させていく事が急がれなければならないと感じます。
特に春休みから、新学期、大型連休前後、夏休み前後などは、学生たちがクラス内で抱える不安や、家族間での問題などが多く生じやすい時期です。
学校では学習するツールや、連絡方法、校内規則などが、どんどん新しく移り変わる中で、小さな事がつまづきや、取り残されてしまう事に繋がりやすく、少子化の進む中で、子どもたちが置かれている状況は多様化、複雑化しているなと感じます。
そんな中で、教師以外にも学生を見守る、スクール支援員、相談員、カウンセラー等の存在が、今後も現場で重要になると思われます。
ところで、義務教育機関や、高校、専門学校、大学等に配置されているカウンセラーは、「臨床心理士または公認心理師」に限定してしまっている学校が多いですが、学生相談に対応できる職域をもっと広げて常勤化していけば、学校の【学生向け相談室】には常に対応できるスタッフがいて、学生にとって利用しやすく安心に繋がっていくのではないか…
また教師が抱える業務にも、学生相談は含まれるので、カウンセラー職が常勤化すれば、教師の業務量も軽減され、教師以外の職種の人とも学生の情報共有をし合う場が持て、学校にありがちな閉鎖性の風通しが良くなるのではと思っています。
公認心理師や臨床心理士に限定しなくても、学生相談職に対応でき得る職種や経験者など、潜在的な人的資源は実は結構あって✨
例えば
■校内保健室勤務経験のある保健師、看護師
■心理、社会、教育等の学部を卒業した相談実務経験者
■不登校支援員、さわやか相談員、NPOでの相談職などの経験者
■社会福祉士、精神保健福祉士で相談業務経験者
■教育機関での教職経験者
など、一定期間研修を受ければ、学校内の相談員として充分対応可能なはずです。
どうも今の日本社会では、臨床心理士や公認心理師を非常勤の専門職として校内配置すれば、学生相談に対応できていると済ませてしまっている感がありますが、実際には非常勤雇用で週1〜2程度の配置では、学生との信頼関係は十分とは言えず、相談職として把握しておくべき学生の情報量も限られてしまい、学生支援が中途半端な相談対応になりやすい
のです。
実は私の勤務先、職業訓練校でも、臨床心理士が【メンタル相談員】として月1回だけ来校し、学生たちと個別面談してくれていますが、形式的で学生にとっては事後相談のようなケースになることもあります。
臨床心理士向けに、対面カウンセリングする際の学生の資料は、生活相談員の私が作っており、こちらは週4日は学校にいるので、臨床心理士から面談後フィードバックを受けても、特段新しい情報や対応策などは入ってこない場合が多く…
何も心理職だけを【心理面の専門職だ】と特別扱いしなくても…と思ってしまうんですね。
心のケアや、学生向けストレス対応、家族関係への働きかけなど精神面に重点を置いた学生相談は本当に重要で、心を込めて対応すれば、学生やその家族を救うことへと繋がっていきます。
だからこそ、相談職は臨床心理士や公認心理師に限定せずに、適応可能な職種にも広げて、校内に常勤化させていったほうがいいと思っています。

