こんばんは。
日本語学校と学習塾との両方に通う留学生が増えています。
東京をはじめ、都市部で増加している留学生の多くは、日本の大学受験に向けて、日本語学校では日本語を勉強し、ほかに学習塾では中国人留学生なら、中国人講師が中国語で指導する日本語、更に数学、物理、化学、生物、美術など受験に必要な科目を勉強して受験対策に備えています。
東京都内は若者で溢れていますが、私はこの数年だけでも、移ろいの激しさに将来的な危うさを感じています。
それは日本の少子化が進む中、外国人の転入者の割合が増え続けて、都市部では特に日本人より外国人の人口が多くなる逆転現象が生じるのではないかという懸念です。
現在、専門学校によっては、少子化や高学歴化により、定員割れが続き外国人留学生を大量に受け入れて、経営難をなんとか繋いでいる学校があります。
また、経営難のために専門学校などを大手教育グループや、異業種企業に経営権を譲渡する学校も増加しています。
大手教育グループの中には、中国人経営者等による買い取りも含まれているので、【外国人が経営する専門学校】が、都市部を中心に今後も増加する可能性があります。
それは【日本人が経営する専門学校は減少しつつある】事と同じです。
つまり、日本の都市部の専門学校が、外国人に買われている時代になりつつあるという事なんですよね…。
さて、受験を控えた留学生たちにとっては、母語(中国語)で受験対策をしてくれる(都内にある中国人講師の)塾の方が、日本語学校で日本人に日本語を直接法(日本語だけ)で習うより、学習しやすいため、塾では割合集中して学習しているようです。
そのような学習法である程度の(N3くらいの)日本語力があると、塾と同じような感覚で、日本語学校での学習を捉えてしまって、日本語での説明や解説を真剣に聞かず、母語(中国語)と正解か不正解かだけの、点数と結果だけを求める学生が多くなるという傾向があります。
今日は、留学生に詳しい講師の方と、受験対策クラスの生徒の様子を話し合ったのですが、その先生も
「生徒たちは、受験対策になると塾での方がまじめに取り組んでるみたいで、聴解とかはあまり参加しないですね。」
と話していました。
留学生にとっては、日本語学校とは、日本の大学に入学するための手段であり、受験対策と捉えるのでしょうが、日本語教師としては、【受験勉強のための日本語】だけではなく、【コミュニケーションとしての日本語】を教えなければならないと思っています。
そんな訳で、なるべく授業中や休憩時間には、留学生とのコミュニケーションをとることを大切にしています。
まだまだ【塾の延長】のように、日本語授業を捉えている留学生が多い、最初の1ヶ月でしたけど…🍀
