こんにちは。


先日コンサート会場で隣に座った方が、感じのよい声をかけてくれました。


私は時々オペラグラスを持って観たりしていたので、肘かけはそんなに使わず、また隣の人と肘かけが重なっちゃって窮屈という思いも全くしていませんでしたが、


演奏の休憩時間になったときに、隣の方から、ソフトな口調で


「あの、私の体があなたの方に寄ってしまってご迷惑をおかけしていませんでしたか。ごめんなさいね。」


と話しかけられたので、


「いいえ。とんでもないです。全然大丈夫です。」


答えながら、そんな風に隣を気遣って声をかけてくれた人なんて初めてだな〜とちょっと感激してしまいました。


休憩時間になると慌ただしく席を立って少しでも混雑を避けようと、休憩スペースの確保やトイレへと急ぐ人が多い中、また私自身も普段はそうなんですが、今回はおかげでゆったりした気持ちで過ごせました。


休憩後にも、その隣の方は笑顔で戻ってこられ、座る前にも隣に少し会釈するような、上品な女性の方でした。






オーケストラは、音楽を全身に浴びるような気持ち良さがあって、私は生オーケストラを聴くと、演奏者たちのエネルギーを受けるかのように体が熱くなり額に汗をかきます。


アンコールが盛り上がって終わった後、隣の方に


「今日は(隣で)ありがとうございました。」


思わずそんな言葉が出てしまいました。


そうしたら、隣の方からも


「こちらこそ。ありがとうございました。」


また笑顔で返してくれました。


同じ演奏会に行くというのは、趣味が共通し、そこで偶然隣だった方とちょこっと話せるというのは、なかなかないけれど嬉しいひとときでした。


そういえば、楽器の音色を生で聴くのは、脳や体にとてもいいようで、聴衆客に車椅子の方々も増えていますが、絶対、体と心に、生演奏が与えてくれる音楽の力って大きいなと感じています。