普段は乗馬着をまとい、汗やわらや泥にまみれ、
乗馬用の帽子をかぶるので、帽子を脱げば髪の毛はクチャクチャ。
でも、このパーティには皆、普段とは打って変わって
スマートな装いで出席。


皆との団欒のひとときは楽しいけれど、
それに加えて、この会場のステキなこと

ここはThe Cavalry and Guards Club、騎兵隊と近衛騎兵隊クラブ。
プライベートクラブなので、
私は恒例のこのパーティの時しか入場したことがありません。
建物に入ると、このような美しいお部屋が待ち受けています。
壁には数々のロイヤルファミリーの肖像画や、チャーチルの画も。
床にしろ、階段にしろ、天井にしろ、ため息の出る美しさです。
全部お見せできないのが、とっても残念です。
全てが絵になる、と思いつつ写真を撮っていたら、
スタッフの男性と目が会いました。
『何を見ても美しいですね~』と私が言うと
『Yes, as beautiful as you, Madam はい、貴女のように美しいです。』
と応えました。
普段なら、なんてキザな奴だ
とあきれるのが落ちですが、不思議と、このスタッフの言い方には嫌みがなく、
さすが、お上品に接客するようにトレーニングを受けているのね、
と変なところで関心してしまいました。


そして思いがけない、楽しい出来事もありました。
パーティ中、『ハンティングドッグ(猟犬)の里親になりませんか
』とワンちゃん達の写真を持って、会場を廻っている人がいました。
イギリスでは16世紀から続けられてきたキツネ狩り。
犬にキツネを探させて、馬に乗って狩りをするという,
特に上流階級の間で親しまれた行事ですが、
いくら伝統だからとは言え、時代も変わり、
今やキツネに荒らされるという被害は極端に減り、ただ単に残酷だ

とさんざんもめた末、2005年には禁止令が出ました。
私も法令が変わって、良かったと思います。

従って現在、行われているハンティングではキツネではなく、
生きていないものを代理で使っています。
私も、Mock Huntモックハント
(キツネでない代理のものを追いかける狩り)に
参加したことがありますが、
ものすご~くスリル満載でした

馬は競って森の中を興奮して疾走するから、
木にぶつかりそうになったり、突然横たわっている木をジャンプしたり

私はもう少し穏やかな乗馬の方が好きです

『里親になりませんか?』と呼びかけているけれど、
おそらく募金集めが主な目的なのでしょう。
でも、私もクラブの仲間もワンちゃんの里親になることにしました。

私はこのかわいいワンちゃんに出会いました。
里子にした猟犬はメスのGretelグレーテル。
一年間だけの里親ですが、
会いに行こうと思えば、会わせてもらえるらしい。
今度、私のグレーテルに会いに行こうかな



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