すると、ふと以前、見た光景が思い出されました。

ある男性が電車に乗ってきて、ドアの横の手すりに寄りかかりながら立ちました。
その男性は昔、ジェームズ・ディーンやロックンローラーがしていたような
「リーゼント」という髪型をしていました。
ご存じない方もいるかもしれませんが、
ポマードなどで両サイドの髪をペッタリと後ろへ撫でおろし、
前髪は高くボリュームを付けるスタイルです。
人によってはその前髪のボリュームをあまりにたっぷりつけるため、
ひさしのように大きく高くなっている場合もありました。
その彼もその一人。
その男性はきっと、その朝、髪にかなりの時間をかけたのでしょう。
クールな雰囲気で立ちながら、電車のドアが閉まるのを待っていました。
すると、その彼は何か落としたのか、下にかがんだところでドアが閉まりました。
ずっと下を向いている彼。
身動きしない。
でも、なんとなく姿勢が不自然。
うん

あっ

...と気づいた時はちょっと遅すぎた。
彼の前髪、ドアに挟まれている

身動き取れず、でも人には気づかれないよう、じっと耐える彼。
ああ、かわいそう! (でもちょっと可笑しい)
まあ、次の駅につけば、ドアは開くわけだし、問題は解決する
...はずだったのですが、ああ残念、次の駅では反対のドアが開くことに!
悲劇~

ずっと耐える彼。
せっかく、朝、一生懸命、決めたはずのヘアスタイルもちょっと潰れちゃったかも。
二駅目でやっと解放された彼。
実際、髪型がどう変形したかはあまり覚えていません。
さすがに、あまりジロジロ見ては、かわいそうですものね。
でも、こうやってブログに書いてしまう私は鬼?