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英語学習の記録

最初にお断りしておくと、この学習法は今まで紹介してきた方法(ディクテーション文法リーディング)よりも即効性はないかもしれない。英語圏のドラマを視聴しただけで英語力が向上するのであれば、語学習得にこんなに苦労はしない。ただ、ディクテーションなどの無味乾燥な学習法だけだと、英語学習がほとほと嫌になってしまう。そこで、息抜きを兼ねてここ2年ぐらい米国ドラマをたまに視聴している。

具体的な学習法だが、私の場合、ドラマの1つのエピソードを以下のように2回繰り返して視聴している。

<1回目:日本語字幕を表示>
英語の台詞の聞き取りはほどほどにして、日本語字幕を見ながら純粋にストーリーを楽しむ。このとき、字幕のニュアンスを覚えておく。

<2回目:英語字幕を表示>
台詞の聞き取りに注力する。字幕は一応見るが、完全に読むことに拘泥しない。登場人物が早口でまくしたてるシーンなどは一度に表示される文字数が多く、目で追いきれないからだ。
発言の内容や構文などで気になった台詞があれば、画面を一時停止して字幕の文章を書き取り、それをtwitterの英語学習用アカウント(@akikok_en)に投稿する。

2回目の視聴は、1回目の視聴と同じ日に行うことが理想的で、遅くても翌日までに視た方がいい。時間が空きすぎると日本語字幕の内容を忘れてしまう。

なお、これは自己流の学習法で、特にお勧めというわけではない。もっと効果的な方法をご存知の方はぜひ教えて欲しい。

また、この方法はディクテーションなど他の本格的なリスニング対策と平行して行うと効果が上がるように思う。自分のリスニング能力が上がるにつれてドラマの台詞がどんどん聞き取れるようになっていくので、英語学習のモチベーションが上がる。

この学習法を続けてみて、以下の効果があった。

1.会話形式の英語に慣れる
私の英語学習は、ニュースのディクテーションと英字新聞の購読が中心で、英会話に触れる機会が少ない。TOEICのリスニングセクションのPart2とPart3は会話形式で出題されるので、この学習法が多少は対策になる。

2.生の英語に慣れる
ドラマの登場人物の台詞は当然ながら生の英語で、省略や倒置などが頻繁に登場するので構文が取れないことがある。その上に、語学学習用に作られた形式的な会話と決定的に違うのは、たとえ単語や構文を完璧に把握した場合でも、発言者の真意や微妙なニュアンスを掴めない台詞が存在することだ。(おそらく背景知識の欠如が原因だと思うのだが。)こういった類いの台詞を理解するのに日本語字幕がとても参考になる。

ちなみに、このようにドラマを視聴していると、英語の台詞と日本語の字幕が結構違っていることに気づく。一度に表示される字幕の文字数に制限があるので、日本語字幕では固有名詞や具体的な数字が省略されることが多い。また、米国人にとっては常識でも、日本ではあまり知られていない事項に基づく会話などは意訳される。
それ以外にも随所に意訳が見られる。例えば、15年前の米国ドラマ『Ally McBeal』(邦題『アリー my Love』)のシーズン3第15話「Prime Suspect」には、殺人の真犯人らしき人物を主人公が発見する場面がある。この時主人公が口にした台詞は"Oh my God."だが、日本語字幕は「分かっちゃた」となっている。こういった意訳を見ていると、翻訳者の工夫が垣間見えて興味深い。
以前、このブログの記事「最強のリスニング対策」で紹介したとおり、毎日30分ディクテーションを行っている。その教材として、Google共同創設者のラリー・ベイジが2009年にミシガン大学の卒業式で行ったスピーチを選んだ。

Larry Page's University of Michigan commencement address


これは有名なスピーチで、かつ保有しているクーリエ・ジャポン2009年9月号にトランスクリプトと和訳が掲載されているので取り組んでみた。

ディクテーションを行ったのは7/18~本日までで、かかった日数は22日間。教材の難易度としては、中の上ぐらいではないかと思っている。少なくとも、以前挑戦したオバマ大統領の就任演説よりはわかりやすかった。パブリックスピーチにしてはラリー・ベイジは早口のように思うが、発音が比較的明瞭なので耳が慣れてくると聞き取りやすい。最初の5日間は2割しか聞き取れなかったが、最後の5日間は8割程度の正答率になった。なぜか最後まで彼の発音する"them"が聞き取れなかった。。

クーリエ・ジャポンでは、このスピーチに対して「自分の夢をかなえたければクレイジーになればいい」というタイトルをつけている。確かにスピーチの中で、夢を叶えるには常識に捕われるべきでないという趣旨の主張をしている箇所はある。しかし、家族や友人を大切にすべきだとラリー・ベイジが再三繰り返していたことが私にとっては印象的だった。

ディクテーションを再開して2ヶ月弱が経過したが、そろそろリスニング能力がピーク時に戻りつつあり嬉しい。それと同時に思い出したことがある。ディクテーション、リピーティング、シャドーイングの3つをセットにして毎日延々と繰り返していると、ディクテーションのときの英単語の綴り間違いが格段に少なくなる。未だに"L"と"R"、"A"と"E"を間違ったりはするが、以前ほどのterrible spellingではなくなった。英語は実は表音文字だと聞いたことがある。英語に耳が慣れて正確に音を捉えられると、適切な綴りが浮かぶようになるのではないかと思う。
先日、このブログに英文ライティングに関する記事を投稿したので、引き続きライティングについて書いてみたい。

過去に英文ライティング能力の伸びを一番実感した時期は、自分の書いた英文を他人に添削してもらったときだった。新卒で就職して以来ずっと特許関係の仕事をしているが、海外の代理人(弁護士)とコミュニケーションを取るために英文レターを作成する機会は多い。特に入社1年目~4年目までは、少なくとも週2通は英文レターを作成していた。その間、上司や先輩からみっちり修正され、ひどいときには私の書いた英文は跡形もなくなっていた。当時はえらく落ち込んだものだったが、そのときに直された文法や単語は今でも印象に残っているものが多い。

英作文を始めたので、添削を受けて当時と同じような状況を再現したい。そこで、以前から気になっていた毎日かかさず英語でブログ!英文添削サービスを利用してみた。このサービスは、日本人ユーザが書いた英語ブログをオンライン上で英語ネイティブが添削するというものだが、ブログ以外の用途に利用することは禁止されていない。料金は250ワード/500円で、有料添削サービスの中では破格の安さだと思う。

使ってみての感想は、値段なりのサービスだということ。明らかな文法の間違いは訂正してもらえるものの、例えば「この状況により適した単語を知りたい」とか、「もう少し複雑な構文や難しい語彙を使って格調高い文章にしたい」というニーズには答えてもらえない。私の場合、修正されるのは、冠詞と前置詞、それから単数/複数の間違いぐらいである。しかし、添削システムの使い勝手がよく、かつ24時間以内に添削が終わるのは嬉しい。なんといっても、250ワード以内という短い文章を添削してもらえるサービスは希少なので、多分継続して利用するだろう。

ちなみにLang-8という無料で英文添削を受けられるSNSも存在する。こちらは使い始めたばかりなので、感想は後日報告したい。
Facebookを使っているとき、アップする写真の説明文を英語で書くことをふと思いついた。日本語を理解しない友人達と交流できる上に、英語の勉強にもなる。

ちょうどよいことに、2年程前に海外旅行をしたときの写真が大量に手元にある。旅行先には学生時代の友人(日本人女性)が移住しており、彼女を介して現地に住む方数名と顔見知りになった。うち3人とはFacebookで繋がっている。彼らは英語のネイティブスピーカーではないが、私よりもずっと英語が得意だ。

そんなことで、Facebook上に旅行写真用のアルバムを作成し、そこに写真を少しずつアップロードしている。1回にアップする写真はだいたい3枚程度。全部で100ワード前後の短い説明文を英語でつけている。この作業は妊娠中に始めて、妊娠後期に入ってから休止していたが、先週から再開した。週1回を目標にしているが、現在のペースだと今年いっぱいは旅行写真が尽きることはなさそうだ。

なにしろ旅行をしたのは2年前なので、すっかり記憶が風化しており、ガイドブックに掲載されている程度の説明しかできない。しかも私の英語力だと中学の教科書レベルの英作文がやっとである。それでも、現地の知人からLike(いいね!)ボタンなどの反応があると嬉しい。もし旅行直後にこの作業をしていれば、もっと大きな反響があり、さらにやる気が出たのだろう。

正直なところ、英文ライティング専門の勉強をするつもりはなかった。仕事で毎日のように英文を読んではいたが、現在の職場では英作文をする機会は月1回もない(英文クレームの作成を除く)。また、TOEICにはライティングのパートは存在しないからだ。しかし、実際に英作文に挑戦してみると、リーティングの時に意外な効果が現れた。英文を読むとき、以前よりは短時間で構文を見抜くことができる。さらに、借文できそうな文章を探すという目的ができたので、より文法を意識しながら英文を読むようになった。

結局のところ、アウトプットを前提にした勉強が一番効率がよいみたいだ。
THE NIKKEI WEEKLYの7/23号を読んでいて、パナソニックの前会長、中村邦夫氏のインタビュー記事が気になった。

パナソニックの組織としての問題は何かという質問に対し、中村氏は以下のように答えている。

People at headquarters are not aware of the importance of added value. They are preoccupied with internal negotiations within the company. When I get angry and yell at them, they say sorry, but they probably forget all about it when the go out drinking with their colleagues later. This is probably a part of our culture that still remains alive.

この後、本社スタッフの人員削減は避けられない旨の発言が続いている。会社は違うものの、スタッフ部門の一員として働いている私には、なんとも耳が痛い。

中村氏の元の発言が知りたい。調べたところ、以下の記事がソースのようだ。

「さらばパナソニック」 知られざるカリスマの胸中

英文に対応する箇所は以下のように記載されている。
「本社の人間は付加価値意識が低いから、社内交渉ばかりやっている。僕がわんわん怒っても、『はい、すみません』言うて、その夜、飲みに行ってすぐ忘れちゃうんだから。こりゃいかんと思いましたよ。まだまだ今もそういう体質は根っこの部分じゃ残っているでしょう。」

和文英訳の際に微妙なニュアンスが抜け落ちているように感じた。