電気事業連合会に出した
連絡書(というのか)のことですが
文書番号などもわかっていたので
どうして公表したらいけないのか
理由がわからなかったので
聞いてみました。
親切に教えてくれました。
JAROは民間の組織なので(社団法人)
法的な指導力があるわけではなく、
目的は 「広告内容を改善してもらう」に尽きるのだそうです。
事を荒立てたくない、という事なんでしょうね、
相談者さんと 広告主へ審査の結果報告をして、
公表はしないようにと お願いしているのだそうです。
(私が使った 通達という言葉は間違いです。これは行政指導などに使う言葉だそうです。
すいません。行政が出すものも・・0・02シーベルトとか・・あまり意味はないですが)
しかし
「この広告に関しては ひとの命に関わる問題なので
公表させてもらわないと意味がないと思います」
とお話しましたが、
そこまでの判断(命に関わるかどうか)は いわずもがな JAROがするところではないので
"仰ることはわかりますが”というまででした。
ちなみに“公表”とは どこまでの範囲かと問いますと
相談者ご本人様の判断に委ねるしかない、との事。
それから
JAROが電気事業連合会に出した文書の内容が
冷静に 消費者・一般人の立場に立ち
放射能汚染に対する一般の反応も正確に把握しているものだったので
今回 この判断を出すのに どこに相談したのか聞いたら
具体的なお名前まで聞けませんでしたが、
学識研究者や専門の方に相談したそうです。
それは当然でしょうけれど
電力関係者でない 放射能や原子力の専門家は
あのCMには語弊があると考えていらした方が 少なくないと思われます。
『クリーンという言葉に法的解釈もないしこの言葉を使うことが とにかく適切でない』
、ということでした。
JAROの申し入れを真摯に受け止め
広告内容を改善してもらうことを望みます。
これは JAROという組織の“ある”見解で
経済産業省の見解
電気事業連合会の見解
サーファーの見解
デーリー東北の見解
色々 あるわけですから
ご自分が 正確だと思ったものを掘り下げればいいんじゃないでしょうか。
何をチョイスするかが それぞれの生きて行く知恵でしょう。
※ある方と このお話をしていて・・
”JAROにも民間とはいえもっと胸をはってやってほしい”と。
たしかに。
うちが出した判断だから間違いなく従って欲しい、くらいプライド持ってもらってもいいです。