テレビ朝日『原爆』番組と被爆量のしきい値 | DownToEarth

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 8月2日放送 テレビ朝日「原爆~63年目の真実」テレビ




10チャンネルで原爆に翻弄された人たちのドキュメンタリーを放送してた。

なんか余計な部分がい~っぱいあったけど、普通の人たちに見てもらうには

見やすかったのかな~


長崎の爆心地で被爆したにも関わらず、

78歳と73歳でご存命の姉弟の方の美しさには驚いた。

きちんとした身なりをされて 当時のお話しをされていた。

人間の生命力は はかりしれないです。


メガネ


以前に読んだ冊子に

「被爆量にこれ以下なら安全である、

という基準値(しきい値というらしい)がないことを米国科学アカデミーが発表している」

という一文があったけど、

この文章だけいきなり出てきて

米国科学アカデミーがなんなのかも書いてないし、

なにを調べてそうなっているのかもわからないし、

感覚的に「そりゃそうでしょ」と思ってただけで

いつか調べよ~と思ってました。(といってもインタ~ネットでだけど・・・)


できれば放射能に関して なるべく客観的に見ている所の資料で。


この「米国科学アカデミー」っていうのは

アメリカの学術機関、 会員はボランティアで 公益の為に

科学・技術・医学の分野の 研究報告などを機関誌を通して発表している・・・らしいです。

その機関の下に置かれている、{「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会}が

発表したことらしい。


昨年(2005 年)6 月末に

米国科学アカデミーが低線量放射線被曝による発がんなどのリスクについて、

「放射線被曝には、これ以下なら安全」と言える量はないと発表。

~リビングサイエンスアカデミーHPより


一方 この発表に異論を唱える人も もちろんいました。

基準値はあります!と。

「微量放射線はかえって体に良いことが科学で明らかになった」といって

放射線の「ホルミシス効果」を重視する専門家もいるらしいです。



こうなって専門用語 数字の羅列などされて説明されても どっちが正しいのか

なんてのはわからない。

結局また自分の感性に頼るところに戻りました。


どっちが正解かわからない場合は 1%でも危険の可能性があれば、止めておくに限る!

と思いますが。


クリップ


何年か前に 化学物質過敏症が取りざたされ

「シックハウス症候群」なる言葉が飛び交い始めた時期がありました。

これも 人によってシリアスに受け止める「程度」が 色々でした。

私は 当時 その分野に精通した設計の方に色々教わっていたので

ある程度 知識がありましたが、

それを知らなかったのかどうか さほど気にせず

住まいを選び、つくりした知人が ワンコや小さいお子さんにアレルギーを発症させていました。 

小さい時にアレルギー症を患うとずっと引きずるし

ワンコは大きくなるほど 症状がひどくなるそうです。


知らないということは 怖いなあって(私もいっぱいあるけど)。


【参考】

リビングサイエンスアーカイブス

http://www.csij.org/archives/2007/01/_beir_vii.html