10チャンネルで原爆に翻弄された人たちのドキュメンタリーを放送してた。
なんか余計な部分がい~っぱいあったけど、普通の人たちに見てもらうには
見やすかったのかな~
長崎の爆心地で被爆したにも関わらず、
78歳と73歳でご存命の姉弟の方の美しさには驚いた。
きちんとした身なりをされて 当時のお話しをされていた。
人間の生命力は はかりしれないです。
以前に読んだ冊子に
「被爆量にこれ以下なら安全である、
という基準値(しきい値というらしい)がないことを米国科学アカデミーが発表している」
という一文があったけど、
この文章だけいきなり出てきて
米国科学アカデミーがなんなのかも書いてないし、
なにを調べてそうなっているのかもわからないし、
感覚的に「そりゃそうでしょ」と思ってただけで
いつか調べよ~と思ってました。(といってもインタ~ネットでだけど・・・)
できれば放射能に関して なるべく客観的に見ている所の資料で。
この「米国科学アカデミー」っていうのは
アメリカの学術機関、 会員はボランティアで 公益の為に
科学・技術・医学の分野の 研究報告などを機関誌を通して発表している・・・らしいです。
その機関の下に置かれている、{「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会}が
発表したことらしい。
昨年(2005 年)6 月末に
米国科学アカデミーが低線量放射線被曝による発がんなどのリスクについて、
「放射線被曝には、これ以下なら安全」と言える量はないと発表。
~リビングサイエンスアカデミーHPより
一方 この発表に異論を唱える人も もちろんいました。
基準値はあります!と。
「微量放射線はかえって体に良いことが科学で明らかになった」といって
放射線の「ホルミシス効果」を重視する専門家もいるらしいです。
こうなって専門用語 数字の羅列などされて説明されても どっちが正しいのか
なんてのはわからない。
結局また自分の感性に頼るところに戻りました。
どっちが正解かわからない場合は 1%でも危険の可能性があれば、止めておくに限る!
と思いますが。
何年か前に 化学物質過敏症が取りざたされ
「シックハウス症候群」なる言葉が飛び交い始めた時期がありました。
これも 人によってシリアスに受け止める「程度」が 色々でした。
私は 当時 その分野に精通した設計の方に色々教わっていたので
ある程度 知識がありましたが、
それを知らなかったのかどうか さほど気にせず
住まいを選び、つくりした知人が ワンコや小さいお子さんにアレルギーを発症させていました。
小さい時にアレルギー症を患うとずっと引きずるし
ワンコは大きくなるほど 症状がひどくなるそうです。
知らないということは 怖いなあって(私もいっぱいあるけど)。
【参考】
リビングサイエンスアーカイブス
http://www.csij.org/archives/2007/01/_beir_vii.html