6は、正△と逆▽が重なり出来る六芒星(ﾍｷｻｸﾞﾗﾑ)で表される。完全なる調和と、安定のｼﾝﾎﾞﾗｲｽﾞされたｶｰﾄﾞなのです。
しかし、ｶｰﾄﾞに描かかれた裸体の男女とｷｭｰﾋﾟｯﾄ絵からは、未完成のﾍｷｻｸﾞﾗﾑ、不安定、ｱﾝﾋﾞﾊﾞﾚﾝｽを象徴し、人間にとって調和と完全であろうとする事が、永遠のﾃｰﾏであることを伝えている。
旧約聖書の中で、ｱﾀﾞﾑとｲｳﾞが本能的な欲求に負けた事で人間の試練は始まりました。
裸体の男女が示すのは、一人の人間の中の、顕在意識、潜在意識、本能、直感を表す。
本能と理性との葛藤を克服することが、人間の完成には不可欠で、
自分に潜む本能的欲望と、正しい直感に従う事を、
感じ分け、良い選択をすること、一つ選んで、一つ諦める必要のある事の象徴。
正位置で出た場合、
知性より直感。理性より霊感に頼る事が勧められる。そして、協調性、安定性のある状態である。
気分的な快楽感がある。
などの様に捉えます。
逆位置では、
あらゆる世界の、最良の物を所有したいとゆう、欲望のために重大な選択ができない状態。優柔不断。
抗じ難い誘惑がある。
いい加減、惰性、怠慢。
別れる。裏切り。
性愛に溺れる。
などがあります。
今日は６日やし、という感じで恋人たちのｶｰﾄﾞのお話ですが、深いのでざっとしか書けませんでした
