瞑想に導く香り | 美希blog イン・ラケチ
フランキンセンスはエジプトの太陽神ラーを讃えるハーブでした。
語源は、
純粋や自由を表す
中世期フランス語のfrancと
燻くという意味の
ラテン語のincensiumの合成語です。

エジプト女性達の目もとを、黒く縁取ったのは、この樹脂を炭化させた、コールと呼ばれる黒い粉末でした。

鎮痛作用があり、リウマチや月経痛、上腹部痛に役立ちますし、免疫力の強壮作用もあります。
またこの精油は、「呼吸を深くする」といわれ、肺や鼻、のどの粘膜を鎮静して、過剰な粘液を排出するので、気管支炎や風邪の時にも良いのです。


そしてフランキンセンス油は、
特に神経系に重要な作用があります。
イライラ、鬱状態、トラウマ、パニック、強迫観念、不安、緊張、固執などがある状態の時に、気の流れをなめらかにして、神経を鎮めてくれ、穏やかな強壮作用が持ち、気持ちを高揚させてくれます。


バビロニアの神バエル・エジプトの神ラー・ギリシャの神アポロンのような太陽神に捧げられてきた、そして古代より神聖な儀式に使われたフランキンセンス油は、瞑想や祈りにふさわしい環境を作り、心のおしゃべりをやめ、
一点に集中した状態を支えながら、スピリットを飛躍させてくれますニコニコ

私達が、世俗や過去に縛られ、抑圧されて力を失った時
あるいは、何かに執着し過ぎて、身動きが取れず、打ちひしがれたときに、
フランキンセンスはいつでも、心の静けさ、洞察力、霊的な自己を高めるように促し、私達の精神を解放する助けになってくれます。