弔いのハーブ | 美希blog イン・ラケチ
アラビア語のmurr「苦い」を語源とするミルラ。

古代エジプト人が、宗教に、薬に用い生活の中心的な存在でした。
ミルラは、幹の樹皮の亀裂から、薄い黄色の樹脂がにじみ、空気に触れて固まり、半透明の赤褐色のつぶになります。

傷を治す軟膏にも入れられまた、弔いのハーブとしても大切にされ、葬式用の香として焚かれていました。

ミルラはハヤブサの頭を持つ、太陽神ホルスの涙から生まれるとも言われていましたしょぼん

そして、キリスト誕生の贈り物とされ、その死に際しても捧げられた供え物でもあります。


ミルラの精油が体にもたらす作用は、殺菌消毒作用に優れているので、炎症のある皮膚にも効果があります。手荒れ、ニキビ、皮膚の潰瘍などに使われます。
口内炎や、咽頭炎、甲状腺機能の不調などにも有効です。

せわしない日常から解放させて、心に静寂と平和をもたらしてくれます。
悲しみと、憂鬱を軽くさせてくれるのも、弔いのハーブとしての働きですね。
木が傷つくと、傷を癒す為に滲み出る樹脂ミルラ。
ミルラは、喪失や拒絶の心の傷を塞ぐ用に促してくれる。


またミルラは、霊体と肉体を結び付ける力があり、霊的な生命エネルギー中枢である頭頂部の第7チャクラと、尾骨周辺の第1チャクラを強く結び付けます。
こうして、私達の魂が求める望みは、現実と繋がり、夢を叶える手助けをしてくれるようです。


静かに一人、安らぎの時間を過ごしたい時にクローバー