知人女性の出産の話です。

初産の彼女は、猛烈な陣痛と必死に戦っていました。看護師として働いていて、普段はどちらかというと穏やかな人。

初の陣痛は想像以上だったらしく、あまりの痛みに悶絶し過呼吸になってしまいました。

そこに産科の医師がやってきて、彼女に

『大丈夫だから。落ち着いて』

と言ったそうです。


そのとき、押し寄せる陣痛と息苦しさで限界を感じていた彼女は


『あんたに何がわかんのよ!!男に分かるわけないでしょ!!』

と罵ったそうです。。。


そのあと先生がなんて答えたのかは謎のままですが、無事元気な女の子を出産し何事もなかったように退院しました。笑


過ぎてみれば笑い話ですが、おそらく付き添っていた旦那さんが1番オロオロしていたでしょう。


先生の言葉に嘘はなく、確かに大丈夫でした。

でも当事者にとっては、尋常じゃない状況下にあったため、普段では想像できない言葉が飛び出してしまったんですね。


この状況はなんとなく想像できますし、先生にはお気の毒でしたが致し方ないとも思えます。
(必死なときにオホホと話すことはできないですよね、、)


ふと見てみると、普段の生活の中でも同じような条件で起こってしまったちょっとした爆発ってたくさんありますよね。


よかれと思って正しい言葉を伝えても、受け取り側のコンディションが整っておらず拒絶されてしまう。

逆の立場なら理解できたかもしれないその拒絶も、当然ながら立場が違うので分からない。


不運に思いやりが行き違い爆発を生んでしまったときでも、コンディションが整ってからあらためてコミュニケーションをはかることで解決したりもします。

あー、あのときあの人は、こんな状況で余裕がなかったんだなーとか、自分が知らないだけでいろんな悩みを抱えてたんだなーとふと思えただけで

日常にある爆発に都度怯えなくても大丈夫です。



『なんも大丈夫じゃねーよ!!』


という今まさに渦中の方がいたら、ごめんなさい。