マスコミはいつも「東京都知事」に厳しすぎる。
よい例は、桝添元知事だった。
当時の「桝添叩き」報道は、あきらかにやりすぎだったと感じていました。
桝添さんが、家族で「ホテル三日月」に行き、プールと温泉を楽しみ(ホテル三日月のホテルと温泉はそれはそれはすばらしいのです)、それを「経費」に計上していたことを、マスコミと議会は「鬼の首をとった」かのように、「脱税だ」とかなんとか、ギャンギャンに騒ぎ、桝添知事を追い込み、結果、辞任に追い込んでいました。
「武士の情け」ってのはないのか?
そんな「些末なこと」で、「公開処刑」を延々と続ける。
これはもうはっきりと「いじめ」です。
桝添さんは、良い仕事もいっぱいしています(たぶん)。
でも、マスコミが伝えるのは、「プールで遊んだ金を経費に計上した」とか「無意味なチャイナドレスを買った」とか、そんなことばっかり。
税理士さんも「そのくらいはオッケー」と認めていたラインだったはず。
誰の場合でも「経費」の判断には、ある程度の「グレーゾーン」はあるものです。
「グレーゾーン」は「グレーゾーン」でいいのとちがうか?
あまりにも「四角四面」じゃ生きにく過ぎる。
「殺人」とか「窃盗」とか「犯罪」を犯したわけじゃないんだから。
うるさすぎじゃないのか?
ひるがえって、現在の都知事の「学歴詐称」疑惑問題。
はっきりいって、どーでもいい、と私なんかは思うのですが、
それを「罪」に問おうとする人たちもいるようですね。
「カイロ大学」とか、別にそんなとこ、卒業したからエライってほどのもんでもないし、
仮にそこを卒業してなくても、小池都知事は、この数年間立派な都政を展開されていたはずです。
多少の瑕疵もあったかもしれませんが、
「一部できなかったことを、厳しく追及する」よりも、「多くのできたことを、賞賛する」ような価値観の方が良いと私は思います。
完璧は無理やろ。
ほんのちょっとした「ミス」を、そこだけに焦点をあてて、そこだけを責めるとか、どんな生きにくい「いじめ社会」か?
どんな「厳しい監視社会」を私たちは生きていかなきゃならないのか。
ナチスのゲシュタポか?
魔女狩りか?
良くやったところを評価したらどうか。
「他人への厳しさ」には「歯止め」がかけられないのか?
もうちょっと「人にやさしく」生きていけないのか?
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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