「推薦入試」と「定期試験」、シリーズの続き第三弾。
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今回の高1初の中間試験、最初が肝心なんで、久しぶりに次男の勉強を横から見ました。
あれやれこれやれ、あれ忘れんな、これ覚えとけ。
だいたいの教科には私も指導可能なのです。
特に、「現代文」と「古典」は得意。
「数学」も、文系数学範囲ならなんとかなる。
「生物基礎」も大丈夫。共通一次「生物」で受けたし。
しかし、「物理」。
「物理」は昔の高校生の頃の悪夢を思い出しただけでした。
マジで、よくわかんない。(わたしが)
ボールを上に投げる。その「速度」の変化。それはまあ多少は推測もつくが、「加速度の変化」とか言われましても。いや、「速度」の変化が「加速度」なわけでしょ。その「加速度」の変化とか言うてもねえ・・・・。
「物理」はマジで無理なんですが、うちには強い味方の突然変異がいた。
数学・物理偏差値70男、毎日フルフルに大学生生活を満喫している理工学部・長男。
彼の日々の生活を聞くと、「謳歌」という言葉とは、こういう意味かと思う。
「謳歌」・・・。漢字書けるようにしておこう。
そういうわけで「物理」は長男にまかせたのですが、
「理系あるある」で、本人はわかってるようだが、
説明がへたくそで、聞いてる方はよくわかんない。
そういうわけで、「物理」は次男もほぼ捨てた感じ。
わかる~。お父さんも、最初から「物理」は捨てました。
これは遺伝。
そういうわけで、先の日記の通り、物理については「短期記憶」の勝負となりました。
ありていにいうと、「一夜漬け」。
主要な解答方法については、わけわかんなくても、解き方を覚える。
これは「思考力」以前の、ほめられないやり方ですが、仕方ない。
どうせ、おまえ、文系やろ。
さて、そういうわけで、最近「推薦入試」狙いなら、「定期テスト重視型」勉強しかないんじゃないかと思う父ですが、そんな私でも、「短期記憶」じゃどーもならない科目もちゃんとわかってます。
それは「英語」です。
英語の力ってのは、「狭い範囲だけ」を「短期間だけ」覚えていてもしょーがないわけです。
全部の「英単語」を「長期記憶」しないと、これだけは話にならない。
英語だけは、アホみたいに繰り返して、「単語」を山ほど覚えていかないと、どうにもならないのです。
「英語の文法」ももちろんですが、それはもう、さすがにある程度は大丈夫じゃないか。
近年の入試問題でも、「英文法」とか、「英文解釈」とか、そういうのは軽視されがちです。
「英文法の問題」が出ても、実はそれは「語法」の問題だったり、もっというと「熟語」の問題が大半なんじゃないかとすら思うのです。
ちなみに、英語教育に関する本も、長男受験時代にいろいろ読んだんですが、私の中で「これだ!!」と思ったのは、SEGの古川さんがお書きになった一連の「多読」最強説の本です。
英語も基本的に「言語」ですから、われわれが赤ちゃんの頃から「日本語」を修得していったのと、同じように「英語」も修得していくのが自然なのかなと思うのです。
実際、英語がちっともできなかった人が、海外で生活をすることで、誰でも一定以上にしゃべれるようになることでもわかる通りです。
「優れた英単語帳をガリガリと丸暗記する」→「並行して英文法の参考書・問題集を解く」→「精読用の英文解釈の参考書例文などを暗記する」→「長文問題を時間内に解く訓練をする」
みたいな、一般的な受験勉強の流れは、決して否定するわけではありませんが、古川さんの提唱する「単純にわかりやすい英文をすげー量読んでいく」てのが、結局は正解なんじゃないかなーとも思うのです。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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