高1次男の初めての高校生中間テスト対策シリーズ。
共通テストにも必須のような「歴史総合」という新科目があるようです。
近年新設された科目、「世界史」とも「日本史」とも違う「歴史総合」。
教科書をパラパラと読むと、なるほど!!
●「近代」以降に限定しているけれども
●「日本」と「欧州」「米国」「東アジア」「中央アジア」といった諸国を同時並行で
●各国の推移を独立的に見るのではなく、諸国間の影響・つながりに重点をおいて
勉強していくというものですね。
なるほどですねー。
これはたしかに、「社会人に必須」な「実際的」な「教養」になるかも。
つまり、エジプトや中国の古代文明の勃興やら、ギリシアやインドの古代遺跡とかは、いったんおいておいて(ちゃんと世界史やりたい人がやればいい)、「産業革命や宗教改革でどうしてイギリスやアメリカが力を持つようになったのか」とか「なんで第一次大戦や第二次大戦が起こったのか」とかの、「各国の立ち位置の変化」を踏まえながら、「日本の世界でのポジション」を先に学んどきましょう、という科目なわけです。
なるほどですねー。
これはたしかに「日本史」でも「世界史」でもなく、「歴史総合」。
「日本史」やら「世界史」やらに限定しちゃうと、それすぐに「重箱の隅つつき合戦」みたいな勉強になるからね。「他国との関係性の変遷」を概観的に学ぶことで、「記述力」的な勉強にはなるね。
また、これも共通テストで必須化されるという「情報1」の教科書もパラパラと読みました。
こっちも、なるほどですねー。
ただの「コンピュータプログラム」の話だけではないのね。
結構基礎的な話から。
「著作権」の話もあるし、「2進法」の話もあるし。
「ピクトグラム」やら、「色相環」や「補色」の話もある。
今まで大人が、仕事のために「テキトーに覚えた」ようなデジタル技術の内容も、キッチリ基礎から全高校生学んでおきましょうという話。
もう全日本人は「スマホ」を持つし、「そろばん」じゃなくて「Excel」使うわけなんで。「プログラムの基礎」くらいは特別なことじゃなくなってくるという状況だからね。
学校の勉強ってのは、当然、「一回学校で覚えた後は忘れてもいい」ものです。
一生にわたって、サインコサインや二次方程式の解の公式を覚えておく必要はないわけ。
しかし、学校に行ってる間に、「一回は(筋道をたてて)覚える」てのが大事かと思います。
そうすると、後で必要になった時に、「思い出せる」というのがいい。
忘れてもいいから、一回は覚えておく。
コンピュータのプログラムも、忘れて良いから一回は覚えておく。
第一次大勢や第二次大戦の経緯も、後でどうせ忘れるけれども、一回は学校で学んでおく。
大人になって必要になった時に、ちょっと復習すればすぐ思い出せるから。
そういうのが高校や大学の勉強じゃないかと思います。
忘れてもいいから、一度だけ覚えておく。それが定期テストの効用かと。
大学受験の時に、もう一回復習するから。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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