午前中東京「春の嵐」的大雨。
午後雨上がる。
そんな激動の天気の中、次男の高校の入学式があった。
今年は結局、
(1)長男高校卒業式→(2)長男大学入学式
(3)次男中学卒業式→(4)次男高校入学式
の4つの式をコンプリートした。
そもそも「中高一貫校」の場合、「中学の卒業式」と「高校の入学式」に、はたしてどれほどの意味があるのだろうかと、当初は懐疑的だったのでした。
中高一貫なら、最初の「中学の入学式」と最後の「高校の卒業式」にはそりゃ万感の思いもありますけれども、その途中の2つについては???
しかし、先月、その「中学の卒業式」に出席したらこれが思いの外すごく良い式だったのでした。
そして、今日その延長戦のような、出席者がかなり重複する「高校の入学式」に出席したら、さらにまた、これが良い式だったのでした。
いやー雨の中、行って良かった!!
今日は「平日」なんですが、その「中高一貫」の「高校入学式」に、「お父様が(お母様と一緒に)出席されている」割合。
これが予想以上に高い。
ざっと見渡したところ、だいたい出席されているご家庭の三分の二は「お父様もお母様と一緒に参加」されているケースとお見受けしました。
私自身がそうなわけですが、どんだけみんな「我が子好き」か???
私自身がそうですけれども、「お父さんまで、平日に仕事休んだの?」
SDGS的には性差別にあたる不適切な印象かもしれませんが、「お母さんがお休みになるならともかく」。
お父様方がまた、「いかにも知的な」「いかにもエリートな」「もしかしてお医者様かも感のある」「上品なスーツで」「穏やかに先生の発言にイチイチうなづくような」「丁寧で紳士的」な皆様でした。
そして、ホントは「車での来校はご遠慮ください」とあるのに、(うちのように)近所の穴場駐車場にお車を駐めて、みんなで車乗って帰る。
最終的な進学実績の貼りだしがあったけれども、目を疑うほどの高水準。
ここんところ、年々あきらかに上昇している様子だ。
今年は入学偏差値も急上昇していたけれども。
この学校は「入り口偏差値は低いのに、出口偏差値は急上昇」という、典型的「お買い得」学校だ。
そう、わたしの好きな「お買い得」。
「安く買って、高く売る」。
「高く買って、高く売る」のは当たり前のことなんでおもしろくない。
「高く買ったのに、そんなに高く売れなかった」みたいな学校も多い中で、
この学校は「安く買って、高く売る」。
この「入り口偏差値」→「出口偏差値」の「差分」こそが「教育力」。
この学校の卒業式やら入学式に出て、すごくいいなと感じるのは、式の直後に行われる「クラスでのホームルーム」なのです。
ここで、担任の先生から、熱のこもった言葉が語られる。
これがホントにすばらしいのです。
この学校は「先生と生徒の距離が近い」とか、「とにかく先生がマメ」だとか、「先生の質がすばらしい」とか、よく言われているのですが(インターエデュとかで)、それは本当です。
だから、この学校の卒業式や入学式には出る価値があるのです。
(わたしを含めた)お父さんたちが、会社や仕事を休んでまでも、出たがる式には訳がある。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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