2月25日。
国公立大学 二次試験初日。
東京氷雨。
気温低い。
今年の2月は極端に暖かかったり、極端に寒かったり。
寒暖差ひどくて頭キーンなるわ。
地球「温暖化したり寒冷化したり」化。
多くの高校生は今日のために勉強してきたと言っても過言ではない。
高校生に限らない。
小学生が中学受験をするのも、結構今日この2月25日のためだったりする。
中学生が高校受験をするのも、高3の2月25日のためだったりする。
つまり、「受験」というものを意識する日本人の大部分が
「18歳の2月25日」のために勉強しているのです。
結局うちのように私立大学しか受けなかった人もいる。
しかし、本来は2月25日が目標であった。
なんだか流れでそうなってしまっただけで、
まっとうなちゃんとした日本人なら2月25日が本命受験日だ。
私自身も結局私立大学に進学しましたが、
ちゃんと国立大学に向けて受験勉強し、国立受験日こそがクライマックスでした。
最初から私立受験だけを考えている人、
それは一種の「ズル」です。
ごめんなさい、自戒・自虐の意味で、少々悪い言葉をあえて使いました。
それはwakatteTVのフーミンから「私文」とか悪口言われても仕方ない。
wakatteTVの出演者たちのように「たしかに~」と手を叩いて自嘲気味に笑うしかない。
「国立大学受験者」はエライ。
共テで何科目も受験している。
私立大専願者より、絶対多くの科目を勉強している。
文系でも数学をちゃんと勉強している。
東大を受ける人なんか、論述的な社会を二科目も受けるんだよ。
そのうえあのクソ難しい数学も。
私は最初からそんなんムーリーと思ってました。
昨今はさらに、英語に「激難リスニング」問題も出題されるらしい。
絶対ムーリー(←私は)
その難しい国立二次受験を現在(2月25日午前10時半頃)、寒い中18歳~19歳の青少年たちが受けている。寒くて手がかじかんでるんじゃないか。空が曇ってて太陽パワーが足りないんじゃないか。
オラに力をわけてくれ、と思っているかもしれない。
これを読んだ人はみな、彼らに元気玉のパワーをあげよう。
ところで、この「大学受験」システム。
このシステムがあるから、日本人はみな「勉強」をするのではないか。
考えてみて、「受験」がなかったら、はたしてどれだけの人が「勉強」をするだろうか。
もしも日本に「受験」がなかったら、その世界の日本人はみんな「バカばっかり」になるんじゃなかろうか。
きっとほぼ全員が「臨時国会と特別国会」の区別がつかないだろう。
おそらく「円周率は3でいいよね~」とみんなが思っていることだろう。
クラスの半分以上が「分数の割り算」ができないだろう。
「分数って割り算なのに、それでさらに割るって意味がわかんない」とか思うだろう。
「徳川歴代将軍」の名前も、「歴代の総理大臣」の名前も、知ってる人は「学者だけ」になるだろう。
「イラク」と「イラン」はめんどくさいから同じ国でいいじゃん、と思うだろう。
われわれは「受験」があるからこそ、多少なりとも勉強をしたのだ。
日本人は「受験」システムがあるからこそ、「先進国」の対面を保ってきた。
わたしたちは「受験」があったので、「漢字」で名前が書けるのです。
「受験」のおかげで、サンキューとかハローとか、英会話もちょっとはできる。
ありがとう「受験」。
日本の「受験システム」自体に感謝します。
「受験」があったから今の日本の繁栄があります。
その「受験」の頂点が、今日、2月25日です。
はっきりいって、ほとんどの人にとって、18歳の2月25日が、「頭の良さ」のピークです。
明日、受験が終わったら、たいていの人は頭はだんだんバカになっていきます。
18歳(人によっては19歳等も)の2月25日は特別な神聖な日です。
今日の国立大学受験があるから、今の日本があるのです。
「受験」ありがとうございます。
という話。
ps.とりあえず「通り魔事件」もなかったし、「雪で新幹線が遅延」もなかったようだし、良かったね!
「コロナなのにマスクを鼻だししてたから受験会場から追い出される事件」もなかったし。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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