GW前後、「うつ状態」におちいった私を救ってくれたものは、仕事先の取引先の皆様や家族のあたたかい配慮と、「朝散歩」でした。
自発的な努力は「朝散歩」くらい。
「うつ」には「朝散歩」最強説。
マジで。
朝起きて「1時間以内」に、「15分~」程度、日光を浴びながら散歩すると、脳内の「セロトニン」が活性化するんだそうです。「セロトニン」とは、脳内の「指揮者」と呼ばれるもので、単に気分を上げるというよりも、「気分の調整をする」ための物質らしいです。下がりすぎは上げるし、上がりすぎも下げるなど、「ちょうどいい感じ」にする化学物質らしいのです。よく知らんけど。
なんで、朝散歩すると、「セロトニン」が出るのかは、よくわかりません。
しかし、
●太陽光が燦々と輝く朝日を浴びていると、
そりゃ、「気分が明るくなる」のは誰でもそうなんじゃなかろうか。
くらーい部屋に一日中閉じこもっているのと比べたら、そりゃ絶対、誰でも「いい気分」でしょう。
理屈は知りませんが、とにかく、さわやかな朝日を浴びながら、外を歩いていると気持ちいいのです。
わたしは気持ちが良くなりました。
「うつ」な状態というのは、この「自然な気持ちよさ」が、何かのきっかけで失われた状態なのかもしれません。
わたしの場合はとくに「通勤」をせずに、自宅で寝て起きて自宅で仕事するというスタイルなので、意識的に外に出ないと、まったく朝日を浴びないし、散歩をすることもない状態なのです。
糖尿病対策で運動はしても、その中心はスクワットですから、テレビ見ながらするようなこと。
太陽がのぼってきた朝に、「あー気持ちいいなー」と思いながら、散歩してたら、そりゃ「落ち込んでいた気分」は上がります。
「興奮する」みたいなアドレナリン的気分の上がり方ではなく、「さわやか」で「新鮮な」気持ちの良さが訪れる。
「うつ」ってのは、認知療法的な視点でいうと、「悪いことばっかり考え過ぎちゃう」ような状態です。
将来のことは、良くなるのか悪くなるのか、実際には誰にもわからないのに、「絶対悪いことが起こるに違いない」とネガティブな賭けばかりして、ネガティブな信仰ばかりしている状態。
論理的に考えると、「いいことが起こる」可能性だって十分あるのに、「悪いことが絶対に起こる」と自分ひとりでガンコに信じている状態。
そうなったら、人が何を言っても聞き入れないようになりがちです。
何しろ信じ込んでるから。自分で自分を「洗脳」してるみたいなものです。なかなかこの「催眠術」から解き放たれない。
そういう時に最も有効なのは「朝日の中の朝散歩」でした。
毎日15分~散歩するだけ。
わたしは1時間以上はするようにしましたけれども。
そうするだけで、徐々に心が解きほぐれていくようでした。
徐々になので、数日はかかると思いますが、でも1週間続けるだけで、かなり目に見える改善があったようですし、1カ月かければ、まるで違うんではなかろうか。
とにかく、気持ちが落ち込んだら、とりあえず「朝散歩」。
太陽ってすばらしい。
太陽の光のおかげで、地球の生命はすべて生かされているのは間違いないですが、それが朝散歩によって「体感」できるように思います。
自分の「頭の中だけ」で考えてると、「視野が狭く」なって、「自分だけで生きている」ような気がしてきますが、それが「間違っている」ということが、「朝散歩」によってわかってくるような気がします。
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