中3 次男。
人柄温厚 八方美人の優柔不断。
運動神経やや弱。
英語努力中。
お笑いを愛し、ニセ関西弁を使おうとする男。
長男が比較的わたしの薦めるオタクコンテンツを勢いよくすぐ吸収するのに対し、
次男はわたしが薦めても彼のタイミングを待つ必要があった。
食べ物の好き嫌いが多いことからわかるとおり、いろいろなものを「食わず嫌い」王子。
しかし、きっかけが合えば、熱中するタイプ。
一昨年は「進撃の巨人」にとてもはまっていた。
「ダークソウル」や「バイオハザード」にはまっている時期もあった。
去年まで「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズにはまっていた。
先月あたりから「ガンダム」がヒズブームです。
「水星の魔女」が好きだったのに加えて、
わたしが強制的にファーストガンダムの劇場版三部作を見せ、
その後は勝手にネットフリックスで「ユニコーンガンダム」やら「逆襲のシャア」やらを見ている。
わたし自身はファーストガンダムしか見てないので、もう既に彼の方が詳しい。
先週から「ガンプラ」を作り始めた。
これも腰が重かったのだけれども、ひとつ彼の好きな「水星の魔女」のガンダム機体(エアリアス?)を取り寄せて、道具を与えたところ、意外なことにその後毎日チョコチョコと地道な作業を続けていた様子。
今朝、完成品を見せてくれた。
すごくイイでき。
そして、ひとりきりでよくがんばった。
わたしは(特にサブカル方面に)甘い父なので、すぐべた褒め。
スゴイ!
途中、1日だけ、わたしも少し手伝った部分もあって思い出しました。
「ガンプラ」は「仕事」そのものです。
「設計図」を念頭に、「順序よく」「ひとつの作業を丁寧に真剣に」パーツごとに集中して完成させる。
それぞれの「パーツ」を、最終的に「組み上げ」る。
「時間」と「膨大な手間」とをかけて、やっと完成させる。
そのときの「達成感」「満足感」。
これはもう「仕事そのもの」です。
「流れ作業」じゃこの満足感は得られない。
また、「誰かに作ってもらう」ような「外注スタンス」でも、決して「自尊心」や「達成感」は育たない。
「自分自身」の「手間暇」と「苦労」があってこその「愛着」と「誇り」。
わかりにくい「設計図」に対する「読解力」。
「部品」に対する「不満」。
そういう途中苦労も、完成されたときの喜びでみんな帳消し。
たぶん「登山」や「マラソン」に似た「自己達成感」。
ホントに「ガンプラ」ってのは「仕事」の苦労と喜び、そのものだなーと思うのでした。
「デジタル」の「ゲーム」にはない、「物理的作業」。求められる「手先の器用さ」や「工夫」。
「手作り」の自信。
できあがった状態で売られているフィギュアにはこの「愛着」は出てこない。
「ガンプラ」はホントに、「物づくり」実体験のちょうどいい初心者コースだと思う。
これ以上ない「創造」教育体験だと、改めて思いました。
きみよ、はしれ!
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