東京出版の月刊誌「大学への数学」。
これはわたしが受験生だった30年以上前から「難関大志望受験生のド定番」参考書・問題集でした。
いまだにそうみたいですね。
月刊誌やるのは、超マニアというか、本気で数学愛のある人なんでしょうが、多くの人は、この月刊誌シリーズの「別冊」となるいくつかの本を使います。
わたしの頃でも「日々の演習」だかなんだか、月刊誌やら過去問やらの「良問・難問」を集めた別冊をとりあえずみんなはやってました。
現在の大学への数学別冊でのベストセラーは
●1対1対応の演習
というものみたいですね。
チャート式レベルの問題集から「あんまりにも簡単・基本的な問題」を省いて、「ちょい難しめ」レベルの「良問・典型題」の「網羅系問題集」という位置づけの様子。
数Ⅰで1冊、数Aで1冊、数Ⅱで1冊、数Bで1冊、数Ⅲは2冊で、全6冊の構成となるようです。
先日、長男の志望校の学生さんたちに「受験生の時にはどんな教材使ってましたか」をインタビューしまくるというYouTube動画をみましたら、多くの学生さんがこの「1対1対応の演習」とお答えになっていたので、では、と最近長男もはじめたのでした。
4月は主に↓この「駿台受験シリーズ 数学ⅠAⅡB Canpass」というものを使ってました。
4月末に共通テスト模試があったので、ⅠAⅡBの範囲の集中的な復習をしていたのです。
で、これが1A2Bの範囲でしたので、連休前の4月末から、とうとう「1対1演習」の数Ⅲに着手しました。
連休はたいして遊ぶ予定もありませんでしたので、彼は結構勉強が進んだ様子で、この10日あまりで、1冊がひととおり終わりそうみたいです。
よくやった。
一周したからといって、すぐに成績が伸びるというものでもないでしょうが、(できなかった問題は何周もやりこまないとダメでしょう)、まずは1周できたのはエライ。
そして、数Ⅲの「1対1」は前述の通り、2冊組ですから、あともう1冊やらないといけません。
また、いろいろ「受験勉強系YouTuber」の方々のお話を聞いていますと、「1対1」の後にもやらなきゃいけない問題集はどっさり山盛りにあるようです。先は長い。
うちもここまではずっと「基礎づくり」に重点を置いて、あえて「簡単」「シンプル」「すぐできる」問題集ばかりに集中してきましたが、ここから先はやはり「難問」「応用」を視野にいれたラインナップで取り組む必要がありそうです。また時間はある。長男がんばってください。
今後の予定は以下のような感じを考えてます。
最初っから難しい問題集やっても無理だと思ってましたが、そろそろ基本・標準問題集からこういうのに移行するタイミングかもしれません。
受験ブログランキングに参加してます。
クリックしてくださるととってもうれしいです。ありがとうございます。
↓