すっかり、ご無沙汰しておりました。
札幌のファイナンシャルプランナー
佐藤 拓哉です。
みなさん覚えていますか。笑
前回お話しした内容は、
資産形成が、私たちにとって
身近じゃないのは、
子供の頃に教えてもらえなかったから
なんです。
というお話しをしました。
今回は、親が子供に、資産形成のやり方を
教えられなかった理由を3つお伝えします。
どれも、簡単な理由なので、
気軽に読んでください^^
では、久しぶりのブログ更新!
はりきっていきましょう~♪
まず、1つ目の理由は、収入です。
みなさんも聞き馴染みがある
高度経済成長(1955年~1973年頃)や、
バブル経済(1986年~1990年頃)など、
この時期は、日本の人口は急激に増え、
経済は右肩上がりで成長していました。
まじめに働き続けていれば、
定年まで働くことができ、
年功序列で昇給していくことが、
ごくごく当たり前でした。
また、退職したあかつきには、
会社から退職金がもらえ、
国からは年金がもらえる、
現役時代はもちろん、
老後の生活すらも
心配する必要がない時代でした。
2つ目の理由は、金利です。
銀行にお金を預けているだけで
2%を超える金利がついていた
時期もありましたし、
定期預金にいたっては、
6%を上回っていたこともあったんです。
毎月、こつこつと貯金しているだけで、
自然とお金が増えていたんですね。
3つ目の理由は、保険です。
貯蓄型の保険が流行ったのもこの時期です。
「貯金代わりに持ってたら増えるよ」などと、親戚や知人の保険屋さんから保険を勧められ、郵便局に行けば保険を勧められ、内容もよくわからずに契約した方は多いはずです。
ただ、幸いなことに、この時期は、支払った掛け金以上にお金が増えたのは、たしかなんです。
勧められた保険を契約するだけで、
お金が増えたんです。笑
毎日、頑張って働いていれば、
生活の心配をする必要のない収入は得られ、
お金の知識がなくても、
お金が増えることが当たり前だった時代。
実に羨ましい限りです。
こんな羨ましい時代を経験している人たちにとって、
資産形成
(お金を増やす、護る、減らさない)
なんて
考えなくてもいい
学ぶ必要がない
ましてや、教える必要なんてない。
これが
資産形成が身近じゃなかった理由です。
みなさん、なんとなくイメージできましたか?
さあ、これで私たちが資産形成のことが
よくわからないのは当たり前だという事実
をあらためて認識できましたね^^
ここでひとつ質問です。
Q、今もその頃と同じ状況でしょうか。
全く違うことは、言うまでもないですね。
みなさんにとっては愚問でした笑
では、
ひと昔前と今とでは何が違うのか?
何を知らないとまずい事になるのか?
この続きは次回、
『真剣にお金のことを考えていい時代』
で綴ってまいります。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。