札幌のファイナンシャルプランナー
佐藤拓哉です。
札幌の町並みも、冬のモノトーンから
春の色合いが濃くなってきました。
なんだか、わくわくする季節ですね^^
さて、前回のブログの最後で綴ったように
ひと昔前と今とでは何が違うのか。
何を知らないとマズイ事になるのか。
今回は、このことについてお話ししていきます。
さあ、
何も考えなくてもお金が増えた時代から、
しっかり考えないとお金が増えない時代になってしまいました。
このことは、実感している方は多いのではないでしょうか。
ただ、大事なのは、この次です。
お金のことを真剣に考え、
実際に行動をおこさないと
大事なお金を減らしてしまう。
それが今の時代の常識だということを
認識しなくてはいけません。
まずは、収入の違いについて。
毎月の収入が、会社からの給与という方は、
約２０年前をピークに、収入は減少しています。
また、年功序列の終身雇用から、
従業員それぞれの働きの成果によって
収入が変動する成果主義の賃金形態が
増えたことで、働き方も大きく変わりました。
収入を圧迫するのに
さらに追い討ちをかけているのが、
手取り収入の減少と物価の上昇です。
給与から天引きされる
健康保険料や厚生年金保険料は
毎年のようにアップされ、
手取り収入は減り続けています。
野菜などの食材は、季節によって
価格の変動はありますが、これは一時的なものです。
季節や所得に関係なく家計に大きくのしかかってくるのが、
消費税です。
1989年に初めて、3％の消費税が導入されて以来、
その後は、1997年に5％、2014年に8％、
昨年延期された10％は、2019年10月に実施される予定です。
収入は減り続ける中で、
支出は増え続けるわけです。
そして、金利の違い。
2016年にマイナス金利が導入されたのは
記憶に新しいでしょうか。
いままで、銀行にお金を預けておくだけで増えていたのは、
ピーク時2％を超えていた高い金利のおかげでした。
それが今では、預金金利0.001％と、
ピーク時の2000分の1程度しかありません。
これでは、お金を増やす力は、ほとんどないですね。
年間に得られる金利の効果を単純計算すると、
100万円を1年間、銀行の預金口座に預けておくと
ひと昔前は、年間20,000円（2％）の利息が付いていたものが、
今では、10円（0.001%）の利息しか付かなくなるということです。
ひと昔前と全く同じことをしていても、
受け取れる価値には、これほどの違いが出てしまうんです。
そして、保険の違い。
内容もわからずに契約していても
お金を増やしてくれていた貯蓄型保険が、
お宝保険と呼ばれていたのは、
ひと昔前までの話です。
いまではマイナス金利の導入とともに
保険会社の予定金利も下がり、
子供の学資準備の定番である、学資保険だって
満期時に戻ってくるお金が増えることは、ほとんど
期待できません。
増えたといってもごくわずか。
物価の上昇を上回ることなんて、到底できない程度です。
わずか数十年前に有効だった手段や、
よくわからなくてもお金が増えた仕組みが、
いまでは、そのほとんどが使えなくなってしまったことに、
もうお気付きですね。
ただ、勘違いして欲しくないのは、
昔は良かったけど、
今は駄目だからどうしようもないんだ！
ということではないんです。
むしろ、いまだからこそ、
真剣にお金のことを考えるには
絶好のタイミングなんです！！
日本は、世界の中で先進国と言われていますが、
お金の教育については、
まだまだ発展途上です！
いや！！
これから、まだまだ伸びるのりしろをもっている！
そう思って下さい。
大事なのは、今日からみなさんが、
お金との付き合い方を、
誰から学び、
どのように感じるか。
それによって、その後のお金との付き合い方が大きく変わります^^
ぜひ、真剣に、楽しく、
考える時間を作ってみて下さい。
今回も最後まで読んでいただき
有難うございました。
末筆になってしまいましたが、先日、満を持して
プロフィール写真をアップさせていただきました^0^
今回、撮影していただいたのは、
フォトクリエイターのkumiさん。
（http://vision-eyes.com/profile-2/）
その人の内面や空気感を一枚の写真に吹き込む感じ！
写真を撮ってもらうなら、絶対にこの人が良い！と
人生で初めて思いました笑
そう思わせてくれたのが、この一枚。
モデルは、サロンオーナーの宮腰真理さん
この一枚に一目惚れしました。
求めていると、自然と縁が繋がるものなんですね。
そんなご縁で、今回、撮影していただきました～^^
札幌市内を一望できる旭山公園での撮影だったのですが、
『自分らしく＋α』を自然に切り取ってもらえた感じです。
写真撮影って、楽しいんですね^^
おすすめです♪