夏の時期はこんな本をどうしても手に取ってしまう。

 

戦後その分野の第一人者となった四人の戦争を追いかける一冊。

 

どのシーンにも戦争の悲惨さ、惨さ、哀れとしか言いようのない、経験した人だからこそ語れる

言葉の重みが描かれている。

 

昭和、平成、令和と歩んできた日本。

ほとんどが戦争を経験していない世代になった国民。

 

だからこそ、後世に語り継がなければいけない。

読んでもらいたい一冊です。

文字が大きいのであっという間に読めます。

元電通社員でコピーライターでフリーの田中さんの書籍です。

 

面白いのはもちろんのこと、著者独自の世界観半端ないです。

 

仕事として「書くこと」を選んだ場合の使命感や重責感を感じるとともに

そう簡単には書くことを職業には選べないなと・・・。

 

 

自分が読んでみてたいと思いうことを

無心で書いているうちに結果としてモノ書きになったという感じなのでしょうか。

 

 

書くことが好きな日本人への著者ならではのメッセージエッセイ集でした。

 

 

 

 

 

やっと上下巻読了。

最後まで謎は・・・六兵衛とはなにもかを考えてみました。

 

最後の最後まで江戸城に残った六兵衛。

官軍まさに明治天皇の入城まで。

 

六兵衛とはまさに徳川幕藩体制最後の武士の意地なのでは。。。

最後の武士の魂であると理解しました。

 

 

浅田次郎さんの短編集です。

 

ちょっとした合間に読了です。

 

いつもこの作家には泣かされます・・・。

 

次は、黒書院お六兵衛に挑戦です。

 

 

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