GWに原爆ドームと資料館へ行って来ました。そして思った事のいろいろ。 | 何だかんだ底辺で生きて来たよ!

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『LEMON』には“無価値”等の俗語があります。毒親、貧困、宗教、精神科、自殺、身売り。その体験を書いています。私の体験が誰かの希望になると良いなぁと思っております。
こんな私でも生きられた。
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GWが終わりました(。-`ω´-)現実に戻り嫌々月曜日仕事に行きました(笑)仕事自体が嫌な訳じゃないのですが、ソファーでゴロゴロしながらグダグダゲームしていたいꉂꉂ(*´∇ˋ *)

そんな私は先週はお休みをもらって中国地方へ。

夫くんの実家に顔を出してから広島市内に移動しました。原爆ドームと資料館へ初めて行ってきました。


私は広島や長崎の事を沢山今まで学んで来ました。

日本人としてその歴史や悲惨さも知っていました。

知識としてはかなり知っているほうの人間だったと思います。

資料館の中で、見て読んで歩いて見て読んで歩いて…。息子の手を握りながら進みました。

夫も息子も無言でした。

出口で外国の方が号泣していました。金髪で青い目の彼女も歴史として知っていた事だったと思います。

私は彼女を見てやっと喋れました。

『だよね……。』と。夫も頷いていました。

それは例えば悲惨さとか辛さとか文字にするとそんな感じだし、今まで習ってきた事は何も間違ってはいなかった。でも想像する何倍もの重たさを感じました。深く息を吸おうと意識しなければ呼吸する事自体を忘れてしまうくらいに。

私の正直な感想は“しんどかった”でした。

その事実を当時の写真や空気感で見て、怪我をされた方の言葉やご家族の思い、戦争が終わっても続く苦しさ等を読んで心が押しつぶされて行く感じでした。

真っ黒のお弁当……しげるくん食べたかったよね…。

ボロボロの制服……ただ作業をしていた子供達だったのに…。

朝普通に起きて普通に『行ってきます!』と家を出た普通の人達に起きた事……。

心が苦しくて苦しくて仕方がありませんでした。涙を堪えて無口になってしまう自分がいました。


帰りの車では夫と息子と戦争について語り合いました。息子は学校でもまだ習っていません。

戦争は結局だれも幸せになんてなれないものだと息子も認識してくれました。

息子は今回広島で学んだ事を夏の自由研究でやると言って本を2冊購入して来ました。

沢山沢山戦争の事を知って欲しいと思います。

私達の世代は祖父母が戦争を経験しています。だから話は聞いていました。でも息子の世代は知識として学ぶ事しか方法がありません。

二度と繰り返してはいけない歴史をしっかり学んでくれればと思います。




その5日後に私の実家へ行きました。孫の顔をみせに。私にとっては地獄の時間だけれど(笑)私も大人なのでそこは堪えて( ˆᴗˆ  )広島で買ったお土産を渡しました。父に息子が原爆ドームと資料館に行った事を言いました。

『アメリカ人いた?オレが昔行った時、隣にアメリカ人がいてぶん殴ってやろうと思った』と父が笑いながら言いました。

私はこの人のこういう価値観が本当に嫌いです!

こういう価値観の人がいるから戦争は無くならない訳で。浅はか過ぎて呆れてしまいます。

これだから実家へ行くとどっと疲れます(。´-﹏-)=3ハァ


ともあれこのGWは貴重な経験が出来ました。

そして心底思います。世の中から戦争がなくなります様にと………。子供達が笑ったり怒ったりしながら、お腹いっぱい食べてぐっすりと眠ってくれる世の中が良いです。大人はその子供達に癒しやパワーを貰って頑張れますから。そしてその未来はきっと明るい。

“Imagine all the people Living life in peace”ジョン・レノン思想、私は好きです(◡‿◡)シミジミ