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麻雀ロンのことや各種麻雀放送のことなど。

 

先日、竹書房から麻雀の戦術本が出ました。ご購入はこちら

内容としましては、画像の下の部分にもあるように「実戦でよく出る分岐点、選択の局面になったときに、統計データではどっちがどれだけ得なのか」ということを分析したものです。もちろんですが統計データはみーにんさんの担当。私はただそれに乗っかっただけです(^^)/

 

数字データでどっちがいいかがはっきりしているのは非常に書きやすい。ので、原稿を書く上ではさほど苦労はしませんでした。が、次のような「ダマで満貫ある手でリーチかダマか?」みたいに、結果どちらを選んでも大差ないときが書きにくい。

「リーチのほうが局収支は得だけど、ダマとの差は小さい。こういうときは東場なのか、南場なのか、何着なのかによって使い分けが必要」って言うのが書いてる自分がすでにモヤモヤしてしまいます(^-^;

 

見所としては、「今までの麻雀の常識や定石が覆されるところ」を発見できる部分です。

たとえばこの問題。

ま、これは大明槓する人も多いでしょうね。実際そっちのほうが得なようですし。でも、子であっても大明槓したほうがいいケースって意外とある。大明槓でもそうなのですから、小明槓(いわゆる加カン)でも同じ。今までだと、仕掛けている人には裏ドラの権利がないのだから、メンゼン者を有利にするカンはご法度、みたいなことを言われてきましたし、自分でもそういう解説をしていたと思います。が、それは見直さなければいけないですね。

 

と、麻雀を覚えて間もない人にもためになるデータも多く、またベテラン雀士にとっても既成概念を壊すところも多いかと思います。気になった方はぜひ一度手に取ってご一読くださいませ。

 

ちなみに梶本は自分で100冊購入しました。当分の間、麻雀ロンの大会の賞品にも出しますのでそちらを狙ってもいいかもですね。よろしくお願いしまっす。