近代麻雀我流.NETで使用されているサイコロの2の目が縦並びということを五十嵐プロが指摘。これは中国のサイコロのデザインなのですね。恥ずかしながら初耳でございました
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
私が知っていた中国のサイコロの特徴は「4の目が赤い」ということのみ。なので、中国のサイコロを見つけるのはさほど難しくありません。早速発見しました。
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おお~、たしかに2の目は縦並びだわ。今度から麻雀博物館での説明に加えさせていただきますね。
ちなみになぜ中国のサイコロは4の目が赤いのか。それは、この本に掲載されておりました。2009年2月に中国で出版された『中華遺産』です。この号では60ページに渡って麻雀の歴史について、中国芸術学院レジャー研究センター所長の馬恵姊が執筆され、麻雀以前の遊戯から現代の麻雀事情まで網羅された内容となっています。麻雀博物館のロビーにはこの本のコピーと翻訳をまとめたスクラップブックがありますので、興味がある方は一度ご覧になってみるとよいでしょう。
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この本では
《西墅記・せいしょき》の記載によれば、唐の明皇(玄宗)は楊貴妃とかつて骰子を投げて遊んでいた。
こんな感じらしいです。
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唐の明皇の戦況は芳しくなく、6個の骰子(=サイコロ)のうち2個の骰子の目が“四”が出ることだけが負けから勝ちに転じさせることだった。だから唐の明皇は骰子を掴んで投げながら“四がかさなれ”と連呼した。骰子が止まるのを待つと、案の定奇跡が出現した。唐の明皇は大喜びして、すぐに宦官の高力士に骰子の世の目の点を紅色に塗るように命じた
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なるほどねぇ。
この『中華遺産』には他にも興味深い内容が盛り込まれているので、今後もちょいちょい紹介していきますね。