2010世界麻雀選手権レポート(8/26) | takuteiオフィシャルブログ「takuteiのほぼ麻雀」Powered by Ameba

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麻雀ロンのことや各種麻雀放送のことなど。

 先日行われた「世界麻雀選手権」。関係者への報告を一通りすませ、ようやくブログのほうへとりかかることができた。

2010世界麻雀選手権レポート
麻雀博物館:梶本琢程

2010年8月26日(木)

 JMOC(日本麻雀競技組織委員会)傘下4団体の選手20名が、香港経由でアムステルダムへ到着。このうち4名は審判資格講習・審査を受けるため、雨の中大会会場に直行した。だが、この講習・審査ともに英語のみで行わる。当然、4名ともそのことは承知の上であったが、その厳しさは想像を遥かに超えていた。
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 2007年、中国・成都で行われた世界麻雀選手権でも同様の資格審査が行われた。この時使用された言語は英語・中国語のみ。だが、この時はいずれの言語も不得手な日本選手のため、問題の意味の翻訳は許可された。当時は、大会主催側が「審判員を増やしたい」という意向もあったため、ハッキリ言って甘い審査であった。合格基準も明示されず、結局受験者全員が資格を得ることになった。
 だが、今回は「世界の大会で審判ができること」「既に欧州各国で有資格者が十分にいる」ということから審査基準は厳しいものになった。一応、主催側に「問題のみ翻訳しても良いか」と質問をしたが、これ対しては明確に「NO」という答えが返ってきた。成都を基準に考えると厳しいように思えるが、日本語しかできない国際審判員というのがそもそもおかしいのである。資格とはそんなに簡単に取れるものではない。それは他のスポーツなどを考えれば当然の事と言えるだろう。

 その後、会場で選手登録が行われ、18か国208名の参加が確定した。当初、不安視された中国選手の参加人数も大幅な減少はなく(8名欠席)、国際大会では初となる200名を超える選手が参加する盛大な大会となった。

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 なお、大会の模様は、私、梶本が個人的に撮影したユーストリーム動画「梶やんの何でもだだ漏れ配信」 http://ustre.am/lwmT の中に録画。さらに、モンドch/麻雀プロリーグでも特集として放映される予定である。

(つづく)