★★+
鑑賞No:01852
製作:2008年/アメリカ/100分
監督:オキサイド&ダニー・パン
出演:ニコラス・ケイジ/チャーリー・ヤン
引退を考えていた殺し屋のジョーは、最後の仕事でタイのバンコクを訪れ、街のチンピラ、コンを使い走りとして雇う。だが、コンが仕事の最中にジョーとの約束を破ってしまい、ジョーは自らのルールに従いコンを殺そうとするが、彼の姿に若い頃の自分を重ねたジョーはタブーを破ってコンを助けるが・・・・。
奇抜な設定で興味深い作品の多いニコラス・ケイジの映画だが、この作品に限ってはそんな興味を惹くような新奇な設定も無く、ストーリー的にもありきたり。舞台がタイのバンコクという点でハリウッド映画とは違う風情を醸し出してはいたが、あまりにも単純なストーリーで、ニコラス・ケイジの独り舞台。硬派なアクション映画に花を添える、耳の不自由な女性とのラブストーリーも中途半端で、ラストも衝撃というよりは後味の悪さが残るものとなった。








