★★★
鑑賞No:02469
製作:2013年/日本/90分
監督:吉田康弘
出演:福士蒼汰/野村周平/本田翼/未来穂香
城ヶ崎修太、木島朔、安藤ミチルの3人は幼い頃からの親友だったが、朔が心臓発作で亡くなって以来、修太とミチルも疎遠になっていた。朔の三回忌の日、江ノ電に乗り込んだ修太は、偶然にも2年前の朔の死の前日にタイムスリップしてしまう。修太は困惑しながらも、過去を変えることで朔の命を救おうとするが・・・・。
タイムトラベルものだが、劇中にも出てくるタイムパラドックスの矛盾については突っ込みどころが多くある(パラレルワールドの概念で説明はしてはいるが・・・・)。ただ、そんな矛盾はこの際無視して、親友の死を何とか阻止すべく、過去に遡って悪戦苦闘する青年の友情物語として観ればそれなりに楽しめる。ただ、親友の命を救うために、かけがえのない思い出を失ってしまうのは切ないが、3人だから成り立っていたと思われる男女の友情関係が、ラストで修太抜きで朔とミチルの恋人?関係が成り立つのか疑問。あと、3人の運命に関わってくる今日子についてももっと描いて欲しかった。








