★★★
鑑賞No:02400
製作:2010年/アメリカ/104分
監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック/トミー・リー・ジョーンズ
ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビーは、ある日突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく・・・・。
会社人間だった、やり手のエリート・サラリーマンが突然解雇を言い渡される。これはアメリカの話、あるいは映画の中の話、と高をくくっていられない現実が、自分自身にも決して起こらないと断言できないことに、この映画を観ていて背筋が凍る思いがした。そして、リストラされたとき、その現実をどのように受け止め、対処できるかが大事であるかということも思い知らされる映画だった。サラリーマンには、いつ自分の身に降りかかるかわからないので、もしものために必見の映画。