身内を亡くして ~ハラコセキ って知ってる?~ | 夫婦二人と猫一匹 美味しい楽しい(旧)男子大学生 今日のお弁当 

夫婦二人と猫一匹 美味しい楽しい(旧)男子大学生 今日のお弁当 

息子が中学1年になってお弁当ブログを始め、高校、大学と続けてきましたが、晴れて社会人となり一人暮らし開始。
これからは夫婦二人と猫一匹の美味しい、楽しい話を綴っていこうかと思います。
わたしのお弁当も、無理しない程度に♪

こんにちは。

 

 今日は午後から会社の研修。

 座学なので、寝ないでいられるか

 そこだけが心配な私…

 

 頑張らなくては…

 

 

 と、その前に…

 父を亡くしてすでに3か月近くたちました。

 が、相変わらず、

 やらなければいけないことは

 まだまだたくさんあるようです。

 

 身内の死後に直面する様々な手続き。

 誰かの参考になることもあるかな、と

 ちょこちょこ書いております。

 

 今回は、 ハラコセキ

 

 生前、父が契約していたとある銀行の

 口座を解約する際、

 なんだかあれこれ面倒な手続きが必要で…

 必要書類として

 

 「出生から亡くなるまでの連続した戸籍」

 

 を用意するように言われたんです。

 

 戸籍といえば、戸籍謄本か戸籍抄本。

 謄本のほうが正式なもので

 抄本はちょっと簡易的なもの・・・

 という認識でこれまで生きてきました。

 

 ということは、ここで求められているのは

 謄本なんだなと思うわけです。

 そこで、父の本籍地がある

 大阪の市役所に連絡して

 謄本1通取り寄せ。 

 

 そのほかの書類も併せて持っていくと、

 戸籍謄本では

 

 「出生から死亡までの連続した戸籍」

 

 として不足しているというのです!

 え?? 戸籍謄本以外に何があるの??

 

 「ハラコセキも取っていただかないと…」

 

 ハラコセキ??

 

 何ですか?それ??

 銀行のお姉ちゃん、

 うまく説明できないらしく、

 「この戸籍謄本をとった役所に

 連続したものが必要だって

 問い合わせてもらえれば

 分かりやすいと思います。」

 

 は~~~?なんだそれ!!

 暴れたくなるところをぐっとこらえて

 いったん持ち帰り。

 

 そもそも ハラコセキって何よ?

 出生した場所の戸籍とか・・・ って

 言ってたけど…

 

 そもそも どんな字を書くの?

 生まれたところだから 

 腹戸籍??

 

 ネットで調べてみる。

 

 正確には 改正原戸籍 というそうです。

 

 腹 ではなく 原本の 原。

 

 父は奈良県で生まれ、大阪市内に転居し、

 その後京都府に転居し、

 大阪府内で就職し、結婚。

 マスオさんのような感じで

 母の家族と同居。

 その後転勤で関東へ来たけど、

 戸籍は今も母の実家のまま…

 

 ざっくりいうとそんな感じで

 生きてきたのですが・・

 

 まずは奈良の町役場に電話。

 最初の戸籍をゲット。

 そこから大阪に転居しているので

 大阪市役所に電話。

 すると、優しい大阪弁のおっちゃん。

 

 「お父さんのお父さん

  おたくのおじいさんやね、

  律儀な人やってんね〜

  引っ越しするたんびに

  戸籍変えたはるから、

  3通とってもらわなあきませんわ」


 おじいさんが亡くなってから

 京都に引っ越したけど

 その時は戸籍は動かさなかったみたい。


 母と結婚して作ったのとで

 大阪市のハラコセキは

 合計4通!


 結婚後、住んでいた茨木市に移して、

 その後はずっとそのまま。


 原戸籍は戸籍謄本より

 手間がかかるからってことで

 1通750円。


 ということで、

 茨木市の戸籍謄本 1通 450円

 大阪市の原戸籍  4通 3000円

 奈良県の原戸籍  1通  750円


 合計 4200円


 結構な出費でした。


 届いた ハラコセキ。


 昔風の手書きのものを

 コピーしたものでした…

 こんなの残ってるんだね。びっくり!


 この原戸籍、

 相続関係で使用するみたいです。

 先日行った法務局でも

 同じように

 「出生からお亡くなりになるまでの〜」

 が必要と言われました。


 銀行では原本を見せたあと

 コピーをとって、

 原本は返してもらえたので

 今回はそのまんま使えます。

 よかった〜

 


 相続にあたって、

 故人の出生まで遡る必要が

 どこにあるんだろう…

 ド素人の私にはさっぱり

 分かりませんが…

 分からなくても、用意しないと

 次のステップに進めないから

 とりあえず用意しましたが…


 この話を主人にしたら

 主人は自分の出生時の戸籍なんて

 知らないって。

 生まれたのは東京都内だけど、

 両親が結婚して

 どこに戸籍をおいてたかまで

 聞いたことないって。

 主人が2〜3歳のときに

 引っ越して、結婚まではそこに

 戸籍があったって。

 生まれてから、その戸籍になるまで

 何回変更したかなんて

 知らないよ〜って。


 うちの主人みたいな人

 結構多いんじゃないかな?

 自分のことでもわからないのに

 ましてや、親のこととなると

 更にわからないですよね。


 ま、役所で調べてくれますが、

 何かの機会に、自分自身や

 親の戸籍の変遷について

 聞いてみるのもいいかもしれません。


 ということで、

 今日は ハラコセキ のお話でした。


 

 研修会、寝ないで乗り切って

 きましたよー😁


 

追記


 正式には カイセイゲンコセキ と

 読むそうです。ゲンコセキ または

 ハラコセキ というのは通称の

 ようです。

 コメントで教えていただいて知りました〜


 いや〜、むずかしい😅