おうちごはん&反抗期の話 | 夫婦二人と猫一匹 美味しい楽しい(旧)男子大学生 今日のお弁当 

夫婦二人と猫一匹 美味しい楽しい(旧)男子大学生 今日のお弁当 

息子が中学1年になってお弁当ブログを始め、高校、大学と続けてきましたが、晴れて社会人となり一人暮らし開始。
これからは夫婦二人と猫一匹の美味しい、楽しい話を綴っていこうかと思います。
わたしのお弁当も、無理しない程度に♪

おはようございます。

 

 息子は、土、日に文化祭で

 登校したので

 月曜日の片づけ日の後、

 火、水と代休です。

 

 火曜日は先輩とのお別れ試合の

 予定だったのに雨で中止。

 1,2年生は学校で練習。

 そして水曜日は部活もオフ。

 

 特に遊びに行くこともなく、

 のんびり過ごしたようです。

 

 火曜日は私も休みを取っていたので、

 ちょっと凝った夕飯にしてみました。

 

 

 

 白菜の重ね蒸し クリームソース仕立て

 

 実はこれ、凝った料理に見えるけど、

 手間のかからない簡単時短料理です(笑)

 ただ、しばらく作ってなかったから、

 なんか、すごく面倒な気がして…(^-^;

 

 やってみたらむちゃくちゃ楽でした。

 

Cpicon 白菜の重ね蒸しクリーム仕立て by Farwell 

 

 少し涼しくなってきたし、

 これから、クリーム系のお料理が

 おいしい季節♪

 

 

 

 さて、先日、

 「反抗期ってありましたか?」って

 質問を受けました。

 以前にも息子の反抗期の話をしたことあるので、

 「あ~、それ、前に読んだ~」って方は

 同じ話なんでスルーしてくださいね。

 

 まず、結論から言えば、

 うちの息子、反抗期はありませんでした。

 

 息子がちょっと生意気な口をきき始めた

 小5のころ…

 

 私、乳がんになったんです。

 幸い、早期発見でしたし、転移もなく、

 おとなしいタイプのがんだったこともあり、

 命にかかわるような段階ではないという

 診断でした。

 

 病気の事、息子にも

 包み隠さず話しました。

 どこに癌ができて、

 どんな状態で、

 どんな手術を受けて、

 その後、どんな治療が必要か…

 もちろん、

 すぐに死んじゃうようなことはないよ

 ってことも伝えましたが…

 

 小学校5年生の息子にとって

 どんな説明をされようが

 癌=死 であったと思います。

 

 突然、母を失うかもしれない、

 そんな現実を突きつけられて

 辛かっただろうなぁ…

 

 術後、軽かったとはいえ、

 体調は万全ではないし、

 放射線治療や

 服薬治療に入っても

 それなりの副作用はあり、

 いつも元気だった母が

 学校から帰ってくると、

 横になってる…なんてことが

 たびたびあって・・・・

 

 日中、主人は仕事でいないので、

 息子一人でそんな私と

 向き合う毎日…

 

 

 反抗期って、

 これまで絶対的だった親という存在を

 子供が越えようと挑んでくるときに

 起こるんだと、私は思ってるんです。

 

 

 息子も私を越えようと

 挑み始めてたのに、

 病気を境に、

 母は自分より弱い存在になってしまった・・・

 彼にとって、越えるべき相手ではなく、

 いたわってあげなくてはいけない

 存在になってしまった…

 

 

 と、こんな事情があって、

 息子には反抗期がなかったんです。

 無かったというより、

 私が奪ってしまったというほうが

 正しいのかもしれません。

 

 おかげで、ずっと穏やかに過ごしていますが、

 これが、彼にとって良かったのかどうか、

 本来通るべき道を

 通らなかったことが

 彼が成長するうえでどんな影響があるのか…

 ちょっと心配だったりもしますが…

 

 

 すっかり元気になって

 再発の心配もほとんどなくなった今、

 息子は冗談っぽく、

 

 「僕の反抗期はお母さんに奪われたからね」

 

 なんて言ったりします。

 

 

 そして、 あの時は決して言わなかったけど、

 やはり、母が死ぬんじゃないかと思っていた、とも

 話してくれます。

 やっぱりそうだよね・・・

 

 

 と、こんな事情があって

 息子には反抗期がなく、

 どこかで親子が逆転して、

 息子が保護者のような目で

 私を見てたりする関係になってます。

 もちろん、私も保護者として

 息子を見てますけどね(笑)

 時々、弱ってるときは、

 息子に頼り切ったりもしてます。 (^-^;)

 

 乳がんになったことは、

 決して嬉しいことではありません。

 でもね、息子のことも含め、

 いろんな人の優しさに触れられて、

 今まで気が付かなかったことに気づけて、

 よかったと思えることも

 結構ありました。

 

 ワタクシ、自他ともに認める

 超スーパーウルトラポジティブ人間(笑)

 

 乳がんになった、

 その事実を変えられないのであれば、

 その体験から

 できる限りのプラス要素を見つけなきゃ!!

 

 今、乳がんを経験した自分、

 嫌いじゃありません。

 

 

 長くなりましたが、

 息子に反抗期がなかった

 というお話でした。

 

 お付き合い、ありがとうございました♡