MG 1/100 GUNDAM NT-1 Ver.5.0を作る(笑) | G-Remodeling

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主にガンプラの改造・改修の過程等を掲載します。

■ガンダムNT-1 アレックス製作開始です!

まずは、プロポーションを確定したいと思います。

多分パッと見て一番分かり易く、一番違和感を覚える部分が腹部の短さかと思います。

色々な方の改修を見てもこの部分の延長はほぼ確実に延長しているようです。

腹部の延長も、何処でも伸ばせば良いという訳ではなく、出来るだけ体型を崩さずに尚且つ強度を保ち、可動を殺さずに、延長した後も確実にしっかりと組み立てが出来るようにしなければなりません。

 

という事で、今回新しいキット「MG 1/100 ガンダムNT-1 Ver2.0」の各部の工作を事細かに解説していきたいと思います。

 

 

■画像がピンボケですがご勘弁下さいませ。(汗)

腹部の外装パーツはF③とF④とA⑭スリーパーツで構成されています。

その中でどの部分を延長するかといいますと、F③と④のパーツの画像の矢印部分の延長が良いかと思います。パーツA⑭は腹部下側のエンドキャップみたいな感じのパーツで、延長するのは一番楽な部分ではありますが、下っ腹が長く寸胴になってしまうので、そこは止めた方が無難かと思います。

このキットの腹部の延長は4㎜の延長としました。

 

 

 

■MGキットの場合、外装の延長をしたなら当然フレームも延長しなければなりません。

このキットの場合は画像の丸の部分の軸を底上げして延長するのが楽で良いかと思いますが、この部分は回転軸になっていて上半身を支えている軸でもあるので、ある程度の強度が必要となります。

 

 

■パーツとしてはE21のパーツで、一旦軸を切り離してプラ板で延長した分(4㎜)貼り足して延長し軸を再接着します。やり方としては1mmの真鍮線で補強するのが一般的で、私も以前はそうしていたのですが、現在は真鍮線を使わずに、それ以上の強度が得られる方法でやっていますので、やり方をご紹介したいと思います。

 

 

■まずは、表面の軸だけを切り飛ばすのではなく、根こそぎ切り取ってしまいます。

軸の丸に合わせて切り取りたいところですが、綺麗に丸く切り抜くのは難しいので四角く切り取ってから軸を丸く整形した方が良いかと思います。

 

 

■こんな感じのパーツ構成で、説明すると上から「軸を切り取った土台パーツ」・「1.5mmのプラ板を2枚重ねて3mm板にして真ん中にピンバイスで2mmの穴を開けたもの」・「1mmのプラ板の中央に軸の土台の円がはまる穴(6.5mm)を開けたもの」・「切り離した軸底にピンバイスで穴を開けて2mmの丸棒を差し込んだもの」です。土台パーツにプラ板を2㎜穴→6.5mm穴と貼っていき、最後に軸を穴に差し込み接着すると完全に軸全体がプラ板と一体固定となり、真鍮線のように接着後に抜けることも無く完璧に固定されます。(負荷がかかる可動軸系にはとても有効なやり方です。)

 

 

■外装を延長した分の4㎜のフレーム延長が出来上がりました。

同時にコクピットハッチも4㎜延長しました。

 

 

■比較です。こんな感で腹部の延長が出来上がりです。

 

 

 

■取り敢えずプロポーション改修の第一段階腹部の延長工作が終わりました。

次は脚の改修に移りたいと思います。脚の改修は太腿が短いので延長と細いので太くする改修です。

 

続きはまた次回と言う事で・・・・では、また後ほど出来次第UPしたいと思います。(^~^)/