さて、始まりました第二作目の REナイチンゲール製作記です。
前回のナイチンゲールと同じく、今回のナイチンゲールも製作依頼品となります。
前回のナイチンゲールを更に凌ぐ『ナイチンゲール最終決戦仕様』 Verと言うことでオリジナルのスクラッチ武装や徹底したプロポーション改修の他、ポージングにリンクした各所の可動改修を徹底的作り込んだSUPERナイチンゲールを製作したいと思います。^^
依頼者様の依頼内容を踏まえて私なりの考えを盛り込んだ製作コンセプトが以下の通りになります。
■最終決戦仕様(武装強化) ≪オリジナル武器を予定≫
■ナイチンゲールの基本ラインを残しつつ直線ラインとの融合
■プロポーションを現存のずんぐりからスマートな感じに改修(イメージ:ドラゴン)
■最悪な可動を改修し迫力ある立ち姿が出来るように徹底改修。
■ナイチンのポイントとなるメカ部分のリアル改修
今のところ、このコンセプトを念頭におき、格言として『物作りが作業になってはならない』を胸に掲げ製作に励みたいと思います。
ちなみに、この格言は凄い職人さんが言っていた言葉です。(名前忘れたけど・・・)(;´▽`A``
今回は、頭部~首周りの改修をご覧頂きたいと思います。
ある程度、小刻みに掲載し依頼者様と打ち合わせを行い一丸となって作っていきたいと思います。
では、ナイチンゲール製作記Ⅱ第一話をご覧下さい。^^
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■まずは、首?の可動改修です。ナイチンの首は欠陥品か?と思えるほど動かない・・・(悲)
回転軸はあるもののアーマーに干渉して全く機能しません、なのでこの部分を改修します。
■改修内容としては、現存の軸を切り飛ばし、関節技のボールジョイントに変更し可動に干渉する部分を修正します、要所は真鍮線で補強しています。
■関節技のボールジョイントは保持力に優れていて、クリアーパーツなのでLEDの光も通し、今回の改修にはは非常にナイスなパーツです。
■ボールジョイントに変更する事でマルチに可動するものの、前傾時に前胸部分に干渉するので首の台座自体を後方に移動します。
LEDユニットを生かしたいので、移動の仕方は画像のように、首周りパーツの前方を延長し後方は延長した分の長さを切り詰めます、これでパーツの基本的な大きさは変わらず、頭部全体を後方に移動した形になります。
■キット組み立て状態です・・・これ以上動かないのでポージングも決まらないし、全く面白味のない感じです。
■次は、頭部のラインを修正していきたいと思います。
■エポパテ等で形状を修正して、パーツ全体の整ったフォルムを作ります。
全体の規則的な関連を位置づける事でバランスの良い見栄えとなると思います。
■空気抵抗を抑えた流れるフォルム・・・・モビルスーツ界のF1です(笑)
■頭頂部から鼻先に向けて湾曲に整形し、後部はエッジを立てたラインで構成しています。
■形状を決めた後は、スジ彫りや裾周りのメカディテールを加え仕上げていきます。
■最後にサフ画像です。白い部分はガイアのサーフェイサーエヴォホワイトです。
■勿論、モノアイのLEDも点灯します、モノアイの構成はHIQのSPプレートにHアイズのクリアーを蛍光グリーンで塗装したものになります。光が漏れていますが、後ほど余分な光を遮断したいと思います。
■前回のナイチンでも採用しましたが、現存のELDユニットから1mmのグラスファイバーを引き、モノアイと同時に点灯するように細工し、サイコフレームとしました。
前回より4か所増やしています。
ちなみにファイバーがびよ~んって飛び出ているのは、塗装後にカットしますので気にしないで下さいませ。
これで一応、頭部と首周りの改修が出来上がりましたが・・・まだ先は長いですね (;´▽`A``
まだまだ、やりたい事が沢山あるので、この先にご期待下さい。