ロックンロール以外は全部嘘 ☆ブルボンズVoカトウタクミのブログ☆
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アンディ

昨日公開したRiot radioのMV


知ってる人もたくさんいると思うが主演の男はアンディという


アンディというのは別に仲のいい友達とかではなくて一言でいえばただの客である


アンディは名古屋に住んでいて10年以上前からブルボンズのほとんどのライブに来てくれる熱狂的なファンだ

連絡先も知らないし、10年以上毎回ライブに来てくれているけど、3,4回程度一緒に飲みに行ったことがあるくらいでプライベートでの親交は何もない


アンディは別にオレやメンバーと喋ったり交流したいわけではなくただ音楽を聴きにライブに来ていて終わるとすぐに帰る

もちろん会話をすることもあるけれど、どちらかというと一言も話をせずにいつのまにかいなくなっていることのほうが多い


いつも前のほうで暴れているので邪魔だと思う人もいるかもしれない

しかし彼はこの10年以上の間名古屋から新幹線やバスを乗り継いでほとんどのライブに参加しているのだ

年100万円計算でもざっと1000万円以上はオレたちのライブを観に来ることに使っていることになる

別にいっぱい来た客が偉いわけではないけれど人気のないバンドとしては大いに感謝している

なのですまないけれど多少の迷惑なら放っておいてあげてほしい


コロナが始まって初めて無観客の配信ライブをやったときになんとも言えない気持ちになった


アンディだけでも客がいればいいのにと思った


今回のMVはそういうコンセプトで出来ている


早朝の代々木laboでアンディ1人の前で実際に演奏をした(アテぶりではアンディのテンションが偽物になってしまうので)


アンディは6:00の新幹線で東京へやって来てたいしてロクな話もせずに帰って行った


我々は友達でも恋人でもないが「カッコいい音楽」というアバウトなもので繋がっている


ブルボンズの音楽がつまらなくなるかアンディの興味が無くなれば一瞬で消滅する関係


これが心地よい

おまえとは一生友達にはならない

素晴らしく自由な人生を楽しめ

そしていつかくたばれ


Riot rdaio




余談だけどこの間アンディが他のお客さんにシュークリームをプレゼントしていてホッコリしたな


7年前のロク嘘がオープンするときにも正装をして一番乗りで来てくれたしもしかしたらいいやつなのかもしれない




※このブログを読んで馴れ馴れしく話しかけたりすると殴られたりするかもしれないんでやめてください

あとライブ中に知らない人に肩組まれたりするのがメッチャ苦手みたいなんで絶対やめて

よろしく!






ゴッホ

家から歩いて15分くらいのところの博物館でゴッホの展示があったので行ってみた





普段から美術館などにいく習慣のない人間、オレのように芸術にたいしてまったく知識のない人間が一流とされる絵画を観て何を思うのだろうか?と自分自身の心の動きに興味があった


で、鑑賞を終えて



やはりいまいちよくわからない
いや、とても良かった
とても良かったけれど、それが一体世の中に無数にある絵画と比べて何故に圧倒的な評価を得ているのか、ということは全然わからなかった
ハッキリ言ってある程度画力のある人の作品はオレには全部ステキに見えてしまう
芸術家の方たちほんとにすみません…

43歳にもなって自分に芸術に対する教養や審美眼がまったくないことはとても恥ずかしい…

(太陽の塔を見た時はぶっ飛ぶほど感動したけど)


で、ふと思った

たぶん一般の人って音楽にたいしてもそうなんだと思う

知らないし、分からないんだね

オレたちがどんなにこだわっている細かいことも、大学サークルみたいなバンドとたいして変わらなく聞こえるのかもしれない

食事にしたって美味い寿司屋と回転寿司のわからない人間もいる

ファッションだって同じ

ユニクロの洋服を着てチェーン飲食店の飯を食ってJ-POPしか知らずに死んでいく人達ばかりなんだろう


せっかく人間に生まれたんだからもっといろんな感性を磨かなきゃな

と思いました















1996

oasisの映画「ネブワース1996」を観てきた




彼等が1996年に行ったネブワース公演

二日間でなんと25万人を動員した伝説のライブ



当時オレは高校を卒業して上京1年目

まだ携帯もPCも普及していない時代

新宿のアルタ前で外国人が偽造テレカを売っていた時代

みんなが駅のホームでタバコを吸って電車が来ると線路にそれを投げ捨てていた時代


ネブワースというところがどこにあるのか知らなかったし今も知らないけれど、そのときのことは音楽雑誌の記事で読んだ

UKで凄いことが起こっているっていうことが我々日本人には文字だけで伝えられた


その後いろんなところで映像を観たけれど、あらためてドキュメント映画を観ると当時のことをいろいろ思い出す



徹夜してチケット売り場に並ぶ人

繋がらない電話を何百回もかけ直す人

UKも日本も同じだった

当時はそうしないとライブのチケットが買えなかった

オレも新宿のチケットぴあに何度も徹夜で並んだ

すべてが懐かしい



会場の熱狂もすごい

97年はじめてのフジロックのときも同じだった

誰もなんの備えもしていない

最初から最後までひたすら酒を飲んで暴れている

ステージに夢中になっている

雨が降ってきたからってカッパを着る人間はどこにもいない

ライブが終わったあとのゴミ溜めみたいな会場はナミモノガタリとかの比じゃない

たぶん世界中がこうだったんだろうと思う




ネブワースもフジロックも最悪のフェスだったと思うかな?


逆だよ

こんなに楽しかった時代はない

映画を観ていて涙が出そうだった


オレたちはこの25年でいらないものばっかりかき集めてきたんじゃないかって気持ちになる


あんなに夢を見せてくれるロックンロールバンドはもういなくなってしまった

25万人集めるロックンロールバンドはもう世界のどこにもいない



幸いオレはロックンロール以外の音楽も楽しむことが出来る

現代は最高のミュージシャンで溢れているし、ポップスもヒップホップも楽しんでる

ゴミを投げ捨てることもしないし、フェスに行って雨が降ってきたら合羽を着るし、周りの迷惑にならないように過ごしてる


ただ生きてる間にもう一回だけ、ギター、ベース、ドラムで簡単なロックンロールを演奏してるバンドに世界中が熱狂するっていう光景を見てみたい

誰もが明日のことを考えないでメチャクチャになっているところが見たい


いつかまた若い人達がロックンロールをその手に掴むところが見たい























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