ロックンロール以外は全部嘘 ☆ブルボンズVoカトウタクミのブログ☆
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コールドハワイ

ものすごく急なんだけどデンマークで活動しているfight me irl.というバンドがあって、10/30(木)に急遽そこのボーカリストがロク嘘でライブをやってくれることになった。

彼等はつい先日1st Albumを出したばかりのバンドなんだけど、なぜオレが彼等を知ってロク嘘に出てもらうことになったか少しばかり話を聞いてほしい。


オレは最近の音楽シーンに少しばかり飽きていた。最近は海外でも売れているロックバンドなんてほとんどいなくて、もちろん流行っているポップスもヒップホップも好きなんだけどオレは心の中で激しくロックンロールやパンクを求めていた。


あるときふと気になったアメリカのアンダーグラウンドなパンクバンドのインスタグラムをフォローすると、アルゴリズムというやつなのだろうか、世界中のマイナーなパンクバンドの音楽広告がオレのインスタに流れてくるようになった。


それはオレにとってとても新鮮な感覚で広告に出てくるすべてのバンドをApple Musicや YouTubeでチェックしていった。

そしてある日オレはその中でふと耳を引く楽曲に出会った。

「Cold Hawaii」というタイトルのその曲はデンマークのfight me irl.というバンドの曲だった。


そして、特別英語が得意な訳でもない俺にもその歌詞がオレの代表曲である「ハワイハワイハワイ」と酷似していることはすぐに伝わってきた。

“この街を出てコールドハワイに行きたい。”

“そこで凍った波に乗って一生過ごしたい”

“コールドハワイに行って二度と振り返りたくない”

そのような歌詞。


なんでもコールドハワイというのはデンマークの北部にあるサーフィンの聖地らしい。

なんだかこの曲を聴いた時に妙にグッと来てしまって、仕事帰りで酔っ払っていたオレは彼等のYouTubeにコメントを残した。

「日本にライブしに来ない?」


そこからの話は速かった。

1年後くらいの話を想像していたんだけど、たまたまボーカリストのアンドレアスがバケーションで今月日本に来るというじゃないか。

彼から「今月日本に行くからライブの実現に向けて話がしたい。コーヒーかビールでも飲まないか?」と。


じゃあさぁ

もう楽器貸してあげるから弾き語りライブやれば良くね?

オレはロックバーを経営してるんだけどオレのバンドも出るから一緒にやらない?

という感じで話はトントン進み、冒頭に書いた通り10/30(木)に急だけどブルボンズ(アコースティック)でAndreas(fight me irl.)と一緒にライブをやることになりました。


こんなロマンチックなことってなかなかないよな。信じられないくらい広いこの地球で“ハワイに行きたい”っていうオレと同じことを歌っているバンドとたまたま出会った。そして連絡したその月にたまたまボーカリストが旅行で東京に来る。そんな偶然あるんだろうか。


10/30(木)はきっと素晴らしい夜になる。

そしてこれをきっかけに来年バンドで日本全国を一緒にツアーしたい。

長く生きていると予想も出来ないようなことがたくさん起きる。

よかったらみんなに観に来てほしいな。






1994

2024年になって1か月があっという間に過ぎたところでふとちょうど今から30年前、1994年のことを思い出した


高校2年生だった


今考えると中学生のころから少しずつロックが好きになった自分の将来が決定づけられてしまったのがこの年だったんだと思う


ロックの歴史を紐解いていくと、なにかのバグのように信じられないくらいの数の名盤がリリースされる異様な年というのがいくつかあって、それは1969だったり1977だったりするんだけど、間違いなく1994というのもそういう年だった


Oasis「difinitely maybe」


Beastie Boys「ill Communication」


Jon Spencer Blues Explosion「Orange」


Weezer「Weezer」


Green Day 「Dookie」


Offspring「SMASH」


Nine Inch Nails「the downward spiral」


Beck「Mellow Gold」


Primal Scream「Give out but don't give up」


Stone roses「second coming」


Prodigy 「Music for the jilted generation」



まだまだあるけどこの辺のアルバムが全部この年に発売された


30年の時を経て歴史的名盤と語り継がれているこの辺のアルバムが毎月のように新譜としてリリースされ、オレは小遣いやバイト代を貯めてそれを夢中になって聴いていた


いやー、ちょっとにわかには信じられないラインナップですよ…


死ぬほど贅沢な時間だったんだな


2000年初頭のロックリバイバルみたいなのも楽しかったけどさ


1994はちょっと桁違いな気がする


死ぬまでにもう一回くらいこういうの来ねえかな〜







続、ロックは面倒くさい

このあいだね


ロックの面倒くさいところが最近の日本では削られてしまっているという話を書いたけれどね


同じようなことを感じてる人も何人かいて最近何度かそんな話をした



ここでもうひとつ単なる事実として


この1カ月、ロク嘘に出たアーティストで

ガザの虐殺について言及した人は0人です

1人もいません


ロシアのウクライナ侵攻から2年近く経つけれど今日までにそのことについて触れたアーティストは覚えている限りほんの数人だけです


音楽はみんな素晴らしいですよ


でもだからこそこういう状況は文化の敗北なんだと思う


本当はたくさんの人が侵略や虐殺に心を痛めているとオレは知っている


大昔からアートが担ってきてた役目というものがある


そして今あなたはその当事者なんだ


自分の力を見くびるんじゃない


あなたの声で世界が変わるのだ












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