12月、一瞬で一週間が過ぎていきます
連日の設計デザイン&見積書作成
終わりが少し見えてきたような・・・
新築外構工事×2
庭工事×4
外構・庭改修工事×1
と庭工事が外構工事より多い状況です
設計デザインするにあたり庭工事の方がどうしても時間がかかりお待たせしております(すいません)
というのも
外構工事の場合はアプローチ・駐車場・庭など間取りが必然的に決まってくるので
後はそこにデザインのスパイスを加えていく作業
それに反して
庭工事は基本的にすべてが自由
ということは
十人十色
ものの見方・捉え方・考え方・好み・価値観・個性・経験値などによってそれぞれ異なってきます
正解がない!だからこそ 手間がかかる、難しい、面白い、と思います
ということで
どうしても時間が・・・汗
例えば
庭のデザインが完成~
外構デザインならこれで完成~
ですが
庭は大きく違ってきます
外構デザインの場合は家との調和を図りながら外から内を向いて設計デザインを基本としますが
庭は外と内の両側面からの考え方が重要だと強く思います
というのも
家族の「時間」
家(屋内)にいる時間 > 外(屋外)にいる時間
が一般的だと思います
要するに
庭で活動する時間より窓越しに無意識でも庭を見ている時間の方が長い
そう考えると
内から外を向いての設計デザインも重要だと考えます
おそらくここまでのイメージパースをプレゼンする業者は少ないでしょう
なぜか?
外構・庭を設計デザインするのあたり建物パースを描くか描かないかの差だと思います
実は余談ですが
建物をキャドで描く作業が💦とっても手間がかかります(多分、これをお客様は知らない)
①平面図・立面図・パースをお客様からご提示
②縮尺が合えばいいが合わない時はコンビニで縮尺を合わすためのコピーに走る
③平面図・立面図を縮尺定規で読みながら平面図作成
ここからがパース作成スタートです
④家基礎を入力
⑤家の壁を立面図とパースを見ながら高さと素材を指定して入力
⑥玄関扉・勝手口扉を平面図・立面図・パースを見ながら位置・高さ・大きさ・素材・色を指定して入力
⑦窓も上記と同じように入力
⑧屋根も立面図・パースを見ながら角度・位置・高さ・素材・色を指定して入力
⑨室外機など生活付帯設備を設置入力
このような過程を経て建物パースが完成です
しか~し!
これは新築外構工事などのスムーズな例になります
外構・庭のリフォーム工事などで図面がないとなると・・・
はい、現場での採寸と撮影から・・・
という時も 汗
そして
建物パースが完成すると
はい、やっとここからが本業(外構・庭設計デザイン)スタートです 笑
というように
本業スタートまでにはたいへんな時間と労力がかかります
これをどんなお客様でも相見積もり物件でも数十年間やってきたと思うと・・・大きなため息が・・・
(注:現在は上記のようなスタイルで仕事はしておりません)
でもこの経験のおかげで
こんなんだって描けるようになりました^^キャド技術が格段にアップ~!
これはよかった~です
さて
話を戻すと
建物パース
ほとんどの業者が描かない描けない
という理由
利益追求型業者が多い中、相見積もり多数のお客様にこの手間をかける時間と労力を費やせない
しかもご契約できるかどうかも・・・
これが現実でしょう
住まい=建物+外構+庭
この基本的な考え方
建物パースなし(外構と庭のパースのみ)、果たしてこれで理想の住まいをイメージできるのでしょうか?
設計デザインに携わっている僕でもムリです 笑
要するに、ほとんどの業者が「夢のマイホームのお手伝い、よりも夢のマイホームで・・・る」
が悲しくも現実なんでしょう 涙
前述の庭の話
外から内への庭デザイン
内から外への庭デザイン
建物パースなしでは絶対に成立しないと僕は思います
屋内と屋外からの眺め(建物パース必要)
外構デザインでも
家と外構が調和した住まい(建物パース必要)
すべて建物パースありきの設計デザインなんです!
夢のマイホーム計画
後悔しないように
建物パース・外構パース・庭パース・窓からのパースなど
よりお客様がリアルなイメージができるように
今後も夢のマイホームのお手伝い
ですね
TAKUMI GARDEN
平田智彦