秋が深まり紅葉のコントラストがキレイですね
今日も現場は庭園管理です
職人さんに感謝です^^
助っ人に行きたいところですが
休まず設計デザインしても次から次へと・・・汗
最近のお客様のご依頼は
庭の工事が多いです
ガーデンルーム・ガーデンリフォーム・雑木の庭など
もちろん、相見積もりはなく単独でのご指名
ありがた~い事です
そこで
最近、ご質問が多い
「外構会社が庭も作れるのですか?」
逆に
「造園会社が外構も作れるのですか?」
僕の答えは
「YES」です
が、、、、しかし
外構会社は庭は図面通りには作れます
造園会社は外構はなんとなくには作れます
要するに
同じ業種にみられがちですが
違う業種と認識した方がいいかもしれません
はい、別なんです
しかし現状は
仕事が欲しいためか利益を出したいためか、いずれにしろ一緒くたにしている会社がほとんどです
外構が得意な会社は、図面を書き図面を読み図面通りに仕事はできるが(植木や石など自然素材がまったく・・・)
造園が得意な会社は、植木や石などを使う作庭や剪定・消毒・施肥はできるが(図面が書けなく読めなく不良施工に・・・)
ということで、どちらの会社も「なんとなく」という仕事が存在しているのかな~と・・・
また、造園会社の中でも
剪定・消毒・施肥などはできるが(急増中の植木の散髪屋さん)
作庭や石工事はNG
という職人さんがとっても多い事も実感しています
例えば
昨年、作庭の際の石工事
機械が入らず原始的な方法で敷地の端から端まで役石を据えていく作業
大きい景石で約2トンそして数々の役石
これで庭を構成していきます
はい、ここで質問です
この作庭
「図面だけで作庭できますか?」
「設計デザイン担当は石の自然な形や大きさ向きをどう図面に反映させますか?」
「景石・役石・石の顔を理解して石を据えられますか?」
「作庭にあたり理由と根拠、なにを想像妄想していますか?」
など・・・???ばかり
要するに
「現場を経験しないと作庭なんかできない!」
と僕は強く思います
できないのに仕事が欲しいため利益を出したいための「なんとなく」な仕事
お客様に失礼では・・・
以前
僕みたいなモノに弟子にして欲しいという若者が・・・
キャド図面は書けるが現場経験はなしということ
僕は
「現場はしんどいけど、いい勉強になるから経験してき~」
と・・・
結果
戻ってこない
やっぱり現場を経験せずにキャドオペレーターとしての近道を選んだようでうです笑
今年20周年を迎える僕はラッキーなことに
造園会社→石材会社(外構会社)→独立→手描き図面の設計デザイナー→キャド図面の設計デザイナー
という経験をコツコツ歩んできました
それなりになんでも職人としてもやれるし、それなりに図面も描けます
これが今となっては大きな財産となり武器となっています
コロナの影響か?庭に対するお客様の考え方やライフスタイルが変化し
庭工事のご依頼が増える昨今
現場経験の大切さを改めて実感しています
業界では異色なデザイナーとよく言われますが笑
職人あがりのデザイナー
でした
TAKUMI GARDEN
平田智彦