数日前にご相談いただいて検討されてからのご依頼が最近は多い印象です。
また件数が膨れ上がってきましたが性分なので頑張ってお受けいたします。
さて、とある共済組合の障害年金申請を一昨年行っていて、結果が出るまで11ヶ月かかった事例がありました。
認定日3級、事後2級と想定してたのですが、な、なんと不支給・・・
その間カルテ開示があったり、血液検査の結果を求められたり何度も照会が入ったのです。
当然不服申立てしてたところ、共済から弁明書が届き初めて不支給の理由を目にしました。
本件は1年半時点と現在の診断書に加えて、途中の診断書も2年毎くらいに求められました。
それが3箇所の医療機関に渡ったため、診立てがバラバラ。
その中で認定は、途中の一番軽い認定をしたものを採用してきました。
さらに、カルテなどを読んで、病名をうつ病⇒適応障害と診断名まで変えられてしまいました。
診察も行っていない認定医が断片的に申請者に不利な材料を拾ったあげく、内容からすると適応障害であると言ってきたのでビックリしました。
適応障害の病名は障害年金の対象外の病名なのです。
これで、2級の診断書が3級にもならず、不支給にしてくるのね、と。
診断書を提出する意味がなくなりますよね、最初から信用しないのであれば1件ずつ実際にお会いして診断すればいいのです。
その弁明書の文章の書き方は非常に参考にはなりました。構成とか。
ただ、その共済のやり方はあまりにも横暴すぎるので引き下がるわけには行きません。
分析して対応していく感じです。これは初めての対応になりますね。
それ以外にも昨年秋あたりに出したイレギュラーなケースがこれから1~2ヶ月くらいで戻ってくるのでこれが通っていれば僕の経験値は相当上がると思います。
自分で考えてオリジナルな申請をして、それが認められれば一つの技術になってきます。
これはネットでは書いてないので、大事にしますが、うちの支援者様にはどんどんお伝えして使っていただこうと思います。
昨日も粗悪な代理人案件の話をしましたが、これでは、差が開く一方ですよ・・・
うーん、、社労士の地位を上げていくということにはマイナス要素なんですよね。
出来る範囲で頑張ります。
明日は午前と午後ご面談です。