ドイツ出張 2日目 ケルンメッセ&大聖堂 | マイレール日記

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変わりやすい天気にご用心ですね

この回から写真が多くなってきます。覚悟してくださいね。



○2日目のスケジュール

9:20頃 デュッセルドルフ発 ICE3 9:42 ケルンメッセ着

(ケルンメッセ見学)

13:30頃 ケルンメッセ→ケルン移動(普通列車で1駅)

(昼食)

15:00頃 ケルン大聖堂登頂。

(自由時間)・・・私は当然駅撮。

16:11 ケルン中央発 ICE3 16:32 デュッセルドルフ着


※この日の目玉は、ICE前方かぶりつき、ケルン大聖堂、タリス撮影です!




さて、

昨夜遅くにホテル到着し就寝したものの、時差ボケで2時間毎に目が覚める状況。


本日は9時ロビー集合のため、8時半に朝食をとり、そのまま出発する事に。


ところでホテルの前には路面電車が通っており、朝方から窓全開で撮影しました。


↓路面電車。広電を思い起こさせますね。




9時15分頃、デュッセルドルフ中央駅に到着。


とここで、この出張唯一のトラブル発生。


ドイツ鉄道がストライキを起こしていて、予定していた列車が来ないのです。


ケルン方面に行く列車のキャンセルが相次ぎ、いつ列車が来るかわからない状況。(ドイツで育ったⅠ次長の話では、まあよくある事らしい)

目途が立たずメンバー全員途方に暮れ、とりあえず混雑が無さそうなホーム端へ移動したところ、事態は急展開。9:20頃突如ICE3が現れたのです。(日本と違い接近アナウンスなんて無いからね)


↓ICE3 ICEの最新型です!


メンバー全員バタバタと列車に乗り込んだのですが、これでどうなったか。


最後方車輌に乗ったのです。当然私は運転席側の座席に向かいます。



・・・と、



なんと、座席から運転席と後方景色が見れるではありませんか!


これには驚いたぁ!


↓ICE3の先頭部分。


さらに驚いたのが、必要によってガラス部はスモークがかけられるようになっている事。(そりゃ夜間運転でガラス張りでは無理だよな)

ICE3、メチャカッコイイ!(そして音もイイ!)と、私1人だけ超ご満悦。


↓ICEからの車窓1

↓車窓2 北海道みたいな草原地帯が多い印象でした。


ICE3は9:40過ぎにケルンメッセ駅に到着。

結果的にはストは大した影響が無かった、・・・どころか、私へのプレゼントになりました。


↓ケルンメッセ入口

ケルンメッセの展示会では色々なものを見ましたが、ここでは割愛。

気になったオブジェ関係だけ写真添付します。


↓展示会館内をつなぐ踊り場の一角。これは何を意味しているのだろう。

↓ここも館内。白と赤のメリハリのある空間と感じた。

約4時間見学したところで足の疲労がたまり、腹も減ったので昼食にしようと思いましたが、メッセ会場は大混雑。メッセを出てケルン中央駅前で食べよう、という話になりました。


↓ケルンメッセ駅(在来線ホーム。遠くに大聖堂見えますね)


ケルンメッセ駅からケルン中央駅までは1駅ということで、ドイツの通勤電車初体験です。


↓ドイツ鉄道 通勤型

↓横から撮影。


ここでドイツの通勤型、近郊型電車ついて、私になりに思った事をまとめときます。


①扉はプラグドア。必ず押し釦で開閉。何もしないと扉は開かない。

  電車によっては開いた後、数秒後に自動で閉まる。(それを知っていても結構あせる瞬間。日本みたいに発車ベル鳴らんからね)


②自転車を置くスペースがある。

  上の写真でも自転車と一緒に乗る人いますね。


③客車列車タイプ多し。でも客車先頭から電車のように運転可能。

  ICクラス(特急)は客車先頭でも時速200キロまで飛ばします。すごい。


④電車タイプは日本の最新電車と遜色無い。

  VVVFインバータ音を響かせながら、ジェットカーのような加速力もありましたよ。


⑤一等車がある。

  クロスシート。でも日本の京急快特の方が圧倒的に座り心地が良い。


また後で気付いたら追加するかも。



さて、

ケルン中央駅に到着後、駅構内で昼食。(ソーセージ定食)


↓ケルン中央駅


ここで先ほど登場のⅠ次長が「ケルンは主に大聖堂しか観光スポット無いし、せっかくだから大聖堂登ってみたら?」と提案。



大聖堂はケルン中央駅の目の前にあります!



こんな感じ!!


結局、Ⅰ次長を除く4名で登頂を試みる事に。


↓登頂スタート!


階段の数は・・・509段でございます。


えー、相当相当キツうございまして、2名が脱落致しました。

私は何とか登頂!そしてそこからの眺めはなかなか素晴らしかった。


↓景色1 (遠くに車庫が)

↓景色2

↓景色3 今まさにケルン中央駅を出発したICE2です。


ところで気分は最悪。

ケルンメッセで歩き疲れて、昼食でビールも飲んだというのに、私は何をやっているんだろう・・・と軽く後悔しましたが、もう後の祭り。ひざがガクガクでもう歩けない・・・。風呂入りたい・・・・あ”っ!!ホテルに風呂無い!(涙)



デュッセルドルフに向かうICEが来るまで自由時間となりました。


私は疲労をおして・・・、というか鉄道が絡む場合そんな事言ってられないと脳が働いて!?鉄撮に明け暮れるのでした。


↓近郊型 客車タイプ。

  電車の先頭車みたいですが動力は最後部の電気機関車が担当。

↓タリス!!会えてよかった!!私の好きな列車の1つなんです。

↓ICE3。こうやって見ると可愛いネズミのように見える。


帰りは私の希望で前方かぶりつきが実現。

時速200キロ超で専用線を走り抜けます!


↓前方展望。左が在来線。


ここでICEに関する、4つのサプライズ発見。

①運転手さんの服が制服でないし、帽子も被っていない。

  どこのおっさんかと思いました。


②しかも運転手さんは車掌と雑談している、し、それが聞こえる。

  おーーーい、ちゃんと命預かってますかーー。


③専用線も在来線と同じレベルを走るし、ポイントでもつながっている。

  レールの軌間が同じ(標準軌?)だから成せる技。日本じゃまねできない。


③途中駅を減速せず通過する。

  駅側に居る人間は相当おっかないはず。

↓写真はコチラ。(この時200キロ越えてました)



②、③を日本で例えると、総武線の錦糸町~千葉かな。

総武快速線を200キロ超でICEが走っているイメージ。

船橋駅を時速200キロで通過されたらたまったもんじゃないですけどね。



夕方デュッセルドルフに戻り、疲れた体なのに風呂が無いので仕方なくシャワー。これは凹んだ。



夜は少し街を歩き、バーみたいなところで夕飯を食べました。

密度の濃い2日目でしたが、足の疲れが抜けません。

3日目は無理しないでおこうと思いながら、眠りに付いたのでした。



2日目おしまい。




おまけ。


その1。

ドイツのエレベーターについて、まず外部の押し釦は1つだけ(上下釦無し)。エレベーター内に「閉める」の釦無し(いずれ閉まるのを待つ)。

建物側の扉を自分で開けるタイプもある。

↓それがコレ。内部エレベータが自分の階に来たら、扉を開けて中に入る。

その2。

ドイツのトイレについて、駅構内のトイレは有料が多いようです。

ケルン中央駅では、小便が0.6ユーロ、大便は1.1ユーロでしたよ!