横浜イングリッシュガーデン

先日、横浜のアメリカ山公園、山手洋館群、港の見える丘公園と山下公園のバラを見に行き、お腹がいっぱいになったのですが、横浜駅の隣の平沼橋駅近くに”イングリッシュガーデン”というのがあるのを知り、行って見ました。

相鉄線はほとんど乗ったことが無いのですが、相鉄線に乗り1つ目の平沼橋駅を下りて、東海道本線や相鉄線の何本もの線路に沿って10分歩き、幅のある線路をまたぐ跨線橋を渡ると見えてくる広い住宅展示場の奥に緑のこんもりした所が見えてきました。跨線橋を下りて反対側の線路沿いを進むとイングリッシュガーデンがありました。近づくともうバラがたくさん咲いていました。当日券売り場は30人ほどの列ができていました。スマホで事前登録券を買えばすぐに入れるようでしたが、急ぐことも無いので列に並びました。20分程でしょうか、当日券を買って中に入ります。

入口はイギリス風（？）の建物の切妻屋根の面から入ります。入口の周りはもちろん赤いバラが咲いています。入口を入り売店の中を抜けて建物の向こう側のガーデンに入ると目の前に大きなバラのアーチが連なっています。アーチにはピンクと淡黄色の満開のバラがいっぱい付いています。

多くの人が写真を撮っています。アーチは奥に連なり、その両側にバラ園がありますが、まずはこのアーチを進みます。アーチは途中に直角に左右に連なる小さなバラのアーチがあります。このアーチもピンクと淡黄色のバラがいっぱい付いています。写真を撮りながら大きなアーチの列を過ぎた奥に大きな庭園があります。この庭園はローズ＆シュラブガーデンという名が付いていて、人の背の高さより少し高い灌木が生い茂った中にくねくねと細い通路が巡らされている迷路のような灌木の森の中を進みます。その灌木の中にバラの木もありそこら中にバラの花が咲いています。

この灌木とバラの迷路をまずは左に進み、時計回りで（道がある通りに進むだけですが）半周すると開けた芝生の広場に出ます。芝生広場の縁にもバラがいっぱいです。まだ行っていない芝生広場の右に入って行くと洋風東屋や小さな池などがあります。全てバラがいっぱいです。なるべくもれなく回ろうとうろうろしながら半周して、”ときめきガーデン”の入り口という方に向かいます。ときめきガーデンというのはバラの時期限定オープンの所らしいですが、1本の細い道の周りに赤いバラが所狭しと咲いているところです。この道は方向的には入口に戻る方向で、メインのアーチの右にあったガバラ園の反対側になります。このガーデンの出口のアーチゲートを出ると、メインのアーチの右にあったバラ園に出ます。ここは”ローズ＆クレマチスガーデン”と名前が付いていて赤いバラをメインにたくさんのバラがあります。この庭園の奥（メイン入口と反対方向）に進むと”ローズ＆ペレニアルガーデン”と名のついたバラ園になります。ここは白いバラがテーマのようです。ここを1周して、またさっきの赤とピンクのバラの中を通過し、メインゲートの反対側のバラ園に入ります。入口に近い側のローズ＆グラスガーデンに入ります。ここには可愛いエンジェル像がありました。ここの奥はローズ＆ハーブガーデンと名が付いていて淡い色のバラが多い感じです。私は鼻が良くないのであまり香りがわからないのですが、ハーブとバラの香りがするのでしょうか？いろいろな色のバラとバラ以外の花も混ざり、いい色を出しています。

とにかくバラが恐ろしいほどあり、先日のバラ巡りでお腹（バラ）一杯になった時よりさらにおなか一杯になりました。

　ところで、バラ色とは何色でしょうか？いろいろなバラがあるのでバラ色ってなんだかわからないですね。先日姉がバラ色はピンクと言っていて、私はバラ色は深紅と思っていましたが、調べてみると”薔薇色”という色があり、少々くすんだ赤なのですね。

　このバラ園の中ほど左に出る出口があったので、まだ多分回っていないところもあったと思いましたがガーデンの出口を出ました。出口を出て最初の入口の建物に戻り、建物の中のお土産屋さんの中を通って出口になります。出口にはバラの咲いたカフェもあります。

シャトルバスに乗ろうと思ったのですが、1時間に1本程度で大勢の人が並んでいたので、また平沼橋まで歩き、相鉄線で横浜に出て帰りました。帰りは菊名で途中下車して”しぶ蕎麦”を食べて帰りました。”しぶ蕎麦”は東急系の駅蕎麦なのですが、出汁がとても美味しいです。

特に二子玉川の”しぶ蕎麦”が、出汁の濃さがちょうどよく美味しいです。

■平沼橋から向かう跨線橋からイングリッシュガーデンが見えました