秩父の彼岸花

秩父の彼岸花が見頃と聞き、行ってきました。

日高の巾着田も見頃らしいので、混雑しているかとも思いましたが初めに巾着田に寄りました。

スマホのナビによると関越道で向かい、鶴ヶ島JCTから圏央道に入り鶴ヶ島ICを出て日高に行くように

なっていたのでその通りに向かいました。高麗神社に少し寄り、巾着田に向かいました。近くになると駐車場待ちの渋滞をしていましたが、じたばたせずにメインの駐車場に向かったところ、さほど時間がかからず駐車場に入れました。巾着田は川下の入口付近こそ枯れていましたが、全般的にはほぼ満開でした。赤い花の高さほぼそろっていて、本当に真っ赤な海のようですね。入口付近は枯れていたので橋には行かないで、秩父に向かいました。

正丸トンネルを抜けて横瀬村に入り、彼岸花群生地の寺坂棚田へ向かいました。寺坂棚田の彼岸花は満開でした。棚田の稲刈りは今が最中で、まだ稲穂の残っている田んぼは黄色く輝き、刈り取った田んぼのベージュ色との対比も、刈り取った田んぼには稲干の”はさかけ”もあり、畔の彼岸花の赤い縁取りが美しい・・・・所々に白い彼岸花もあり、また棚田の向こうに聳える武甲山も力強い・・・・ゆっくりと一番上まで行って、棚田の下まで行って1周しました。本当にいい景色です。

次に、秩父駅の近くの人気の蕎麦屋”武蔵屋”でお勧めセットを食べ、荒川村の深山の曼殊沙華園に向かいました。途中、25番札所久昌寺があったので寄ってみました。ここは確か大きな池があった所。少し手前に山門があり、大きなお地蔵さんが立っています。そこから急坂を登ると、沼の土手に赤い花が並んで咲いていました。さらに進みお寺の駐車場に停めると、なんと大きな沼の土手に彼岸花が並んで咲いているのは素敵ですが、沼がカラカラです。池の水があったら彼岸花もキレイに映っただろうに。

　そのまま進み、深山の曼殊沙華園行きました。川から少し高台の道の左に駐車場があり、そこに車を停めて下りて行きます。駐車場から見下ろしても彼岸花が見えますが、下におりると彼岸花がたくさん咲いています。去年も来ましたが、去年より増えている感じです。巾着田には数負けるかも知れませんが、見ごたえはかなりあります。入場料は決まった額は無く、任意で入れるようになっています。真ん中に休憩所の建物があり、おじさんが座っています。多分この人がオーナーで彼岸花を植えている人なのでしょう。今年は彼岸花はまあまあだが、桜の葉は落ちてしまいったと言ってました。春には桜もキレイなのでしょうね。

　荒川村まで来たので、29番長泉院に寄りました。ここは大きな枝垂れ桜があるお寺です。彼岸花はほとんどありませんでした。そして近くの蕎麦畑に行きましたが、花は終わりかけで実が半分着いている感じでした。札所で印象に残っているところ？と考え、22番札所童子堂向かいました。

途中、24番法泉寺があったので、道端に車を停めました。100段くらいありそうな石段が続いていましたが、とても登れないので石段だけ撮りました。そして22番童子堂に行きました。童子堂は県道からの入口に大きなお地蔵さんがいるのと、仁王門の中の仁王様がカワイイ顔をしているのです。でも彼岸花はほとんどありませんでした。そして、秩父札所一番のお勧め、石仏のたくさんある4番札所金昌寺行きました。彼岸花はほとんどありませんでした。本堂の前にあるマリア観音はいつ見ても素敵です。

そして、まだ間に合うので8番札所の西善寺に行きました。ここも彼岸花はほとんどなかったのですが、コミネカエデの巨樹が素晴らしいところです。まだまだ紅葉には早いです。ここの駐車場で工事をしている人に、車のことをビックリされました。33年物のブルーバードは最近よく驚かれます。

そして、もう一度寺坂棚田へ行きました。昨年はここでカギを中にいれたまま締め出された思い出があります。棚田の上の方の展望台で薄暗くなるまで待ち、三菱マテリアルの採石場が夜景っぽくなるまで待って撮って帰りました。もう、すっかり夜は寒くなりましたね。

■高麗神社