足るを知ったのにまた・・ロックガーデンと養沢

先日清津峡に行き、今年のホタルはほぼ終わり・・・

五日市の養沢ではここだけの大雨にあって”足るを知った”はずなのに・・・・・

　ツイートを見るとまだ五日市の養沢にはホタルがいそうなので、例年のコースだった昼間に御岳山のロックガーデンに行って、夜に養沢のホタルを見るコースに行ってしまいました。

やはり行こうか行くまいか少々逡巡して用事を済ませて遅めに出ました。御岳山ケーブルの入口の少し手前にある古民家のお蕎麦屋さんで遅めの昼食。天婦羅せいろを。稚鮎と野菜の天婦羅は美味かった。

御岳山ケーブルは、駐車場もすいていてすぐに乗れました。早速、御岳山神社方面に登って行きます。東馬場家を過ぎて、やがて心臓破りの坂があります。周りに人もいないので、1歩、1歩ゆっくり登りますが、やはりキツイ。きつい坂は続けて2本です。

神代ケヤキを右に見上げて、ようやく急坂が終わり商店街です。ほとんどの店は閉まっています。商店街を過ぎると、山門があり今度は登り階段です。ここもキツイ。

何とか登ると分岐点があります。階段は更に御岳神社に続きますが、左、長尾平、ロックガーデン方面に向かいます。少し緩やかに下って長尾平、その先少し進み奥の院への登り口が見えるあたりに、左にロックガーデン方面へ下りる細い分岐があります。ここを下りて木漏れ日輝く針葉樹林の中を20分程下ると天狗岩に出ます。天狗岩の横を下りて振り返ると天狗の鼻のような天狗岩が聳えているのが見えます。そこから少し下ると一番低いところにで沢を渡ります。ここがロックガーデンのスタートです。ここから苔むした岩がゴロゴロし、岩の間をチョロチョロ、時にはザアザアと流れる沢と一緒に登って行きます。

やはり体力はかなり落ちていて、以前は何も考えずに登れた道も結構辛いです。やがて左への分岐があり、更に登ると休憩所があります。ここまで来れば、綾広の滝まではすぐだったと思っていたのですが、結構ここから急な石段でキツかった。驚いたことに綾広の滝の少し下、右に小屋が出来ていました。なんの小屋なのでしょうか？

綾広の滝はいつものように神秘的な姿で落ちていました。

一体は周囲を岩の壁で囲まれた薄暗い空間で、鳥居の先の黒い岩の中に落ちる一筋の白い流れ。滝の上を見上げると緑の明るい空間。今日は誰もいないのでいろいろなアングルで撮ってみました。そのうち外人さんが来たのでそろそろ出発。滝の落ちる空間を囲む岩壁を登って行く道からは、滝のある空間が穴のように見えます。

沢沿いに少し登ると、ロックガーデンの上の入口で、ここで御岳山から来た道にぶつかります。道は大岳山に続きますが、大きく右に戻る感じで御岳山神社方向に戻ります。

この道は多少の起伏はありますが、ほぼ平らな道です。やがて御岳山奥の院の分岐に来ます。ここには肘を左に伸ばし、そこから腕を真上に上げたように枝が出ている天狗の腰掛け杉があります。ここから少し登って長尾平に戻ります。長尾平から御岳山神社方面へ戻り、いつもなら途中から左に急坂を登って御岳山神社へ行くのですが、今日はその体力が残ってないので、神社には寄らずにケーブル駅に戻ります。その道も結構登りでキツイです。元のロックガーデンと神社との分岐に戻り、ケーブル駅へ向かいます。

ケーブルカーは1台逃すと結構時間が空くので発車ぎりぎりで乗って下りました。

その後、まだ時間があるので五日市の駅から少し登って行くところにあるはずの南沢アジサイ山に行って見ました。久しぶりに向かうと「駐車場はありませんシャトルバスで

行くように」という看板がやたらありました。向かってみると道にアジサイは多くなりましたが、本当に駐車場は全く無く、アジサイ山には入れませんでした。

Uターンして戻りましたが。まだ暗くなるまで1時間ほどあるので、日帰り温泉「瀬音の湯」に行くことにしました。ゆっくりと入り髪も洗って7時過ぎに少し暗くなってきたころ養沢の徳雲院に行きました。下の駐車場に行くと珍しく1台も停まっていませんでした。暗くなるまで車で待ち、7時半頃に川に行きました。いつも三脚を立てて待っている人がいる一番奥のスポットにも一人もいませんでした。あたりがすっかり暗くなると、1匹、また1匹と光りはじめました。見に来る人はほとんどいませんでした。やはり時期的に遅いからでしょうか。

どのくらい飛ぶのか期待していましたが、まあ1匹、2匹が常に飛んでいる感じで、一番多い時で一目5匹くらいでした。これ以上増えそうもないので8時半前に撤収しました。

足るを知ったはずなのに・・・・・・懲りずにまた行った結果としてはまずますかなぁ・・

　■御岳ケーブル入口少し手前にあるお蕎麦屋さん