清津峡のホタル・星峠の棚田・美人林・龍が窪

ホタルの季節の終盤、以前はよく行った清津峡瀬戸口のホタルを見に行くことにしました。

瀬戸口は有名な観光地清津峡トンネルの少し下流にあり、民宿せとぐちの前の小川にゲンジボタルが飛びます。ここは名所ではなく人もほとんどいないし、村の中の街灯が一つあるだけで真っ暗。また周りの田んぼの中にも小川があるらしく、田んぼの上をホタルが飛ぶのも素晴らしいので何度か行きました。最近はあまり多く見られないとも思いますが、久々に行って見たい。

　ここに行くならまず十日町でヘギ蕎麦を食べ、松代で星峠の棚田を見て、美人林に行き、時間があれば龍が窪湧水を見てから清津峡でホタルを見ます。

関越に入るまでに結構時間がかかったので、関越を走っている途中、iphneで十日町を目的地にシリにナビを頼みました。関越トンネルを抜けて、普通なら塩沢石打ICで下りるのですがナビは直進を指示、その先六日町ICも通過してナビは大和スマート出口を案内していました。そこを下りて少し行くとナビ目的地としています。・・・・全然違うじゃないか。・・・・浦佐の十日町というと所を案内していたらしいです。

浦佐に来てしまい、これから十日町まで戻る方向なので、名所っぽい毘沙門堂というのがあるので寄ってみました。結構大きなお寺でした。不動様の裸押合い祭りが有名らしいです。手水の後ろにある石造の不動様は立派でした。西国札所の看板も気になりました。

寄り道しましたが、十日町の小嶋屋にヘギ蕎麦を食べに行きます。やはり小嶋屋総本店を入れて向かいました。いつも行く十日町市内の商店街にある所と思っていましたが、ナビに従って行くと少し町はずれに着きました。ここが総本店だったのか。街中のいつも行くところは本店じゃなかったのですね。天婦羅は塩でということで、藻塩、抹茶塩、梅塩が、蕎麦湯にはゆず唐辛子が合うと言うことで、テーブルに乗ってました。ゴマのすり鉢も蕎麦に付いてきました。総本店はサービスが違う感じでした。

次に松代の星峠の棚田に行きました。近くに着いて見かけたおじさんに、この辺にホタルはいるか聞いたところ、いるらしいことと、星峠の棚田は夜中にヘッドライトを付けて走ると写真マニアに怒られるので、無灯火で走って田んぼに落ちて死んだ人がいた、星峠より最近は「たけところ」というところが人気があると話してくれました。「たけところ」に寄ってみましたが、ドイツ風の建物が幾つか建っているところのようでした。

星峠の棚田を眺め、ナビに従って儀明の棚田に行きました。その後、美人林に行きました。美人林は何か工事をしていて、一部立ち入り禁止になっていました。

次に津南町に向かい、龍が窪に行きました。龍が窪は静かでした。池沿いの道を歩いていると、道の先にカモシカがいました。すぐに逃げずに悠然と歩いてこちらを振り向きました。

もののけ姫の”しし神様”を連想しました。池は静かすぎてすべて地上の森が映っていました。

この森には絶対ホタルがいそうなので、帰り道に道端で話していたおばさん達に聞きました。

夜は行かないから知らないが、熊が出るかもしれないと言われました。

　まだ時間があるので、迷いましたがマウンテンパークに行きました。一番上まで行き”空の展望台”から津南の街を眺めました。少し下がった所に”川の展望台”というのもありました。そこも寄ってみました。河岸段丘が良くわかる景色でした。

　まだ明るかったのですが、清津峡瀬戸口のホタルスポットに向かいました。

明るいうち着いて、下見をして暗くなるのを待ちました。

8時近くになりようやくホタルが飛びました。やはりあまり多くなく、一番多くて一目5匹くらいでした。田んぼの中は、ほんのたまに1匹ふわーと飛ぶくらいでした。

　帰りの関越道では、塩沢石打ICを入るなり空が時々明るくなりました。雷でした。いつか雨が降るの後思っていましたが、なかなか降って来なかったのですが、渋川あたりから降り出してやがてゲリラ豪雨並みの強雨になりました。しばらく行くとまた止みました。

■関越トンネルを抜けて・・