再びの関西・その2:雨の日、室生寺から金峯山寺 | 福助の街歩き

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春は桜、夏はホタル、秋は紅葉を。

この日は前の予定だと吉野に登ることになっていましたが、見頃を過ぎることとに加え、この日は朝から雨の予定だったので、自分もすでに行きましたが、友人にも吉野に一人で行ってもらっていました。ただ金峯山寺にはまだ行っていないと言うことなので、夕方16時少し前に行って夕勤行を聞きたいと思います。

 また、昨晩、宿の奥様から、泊まっていたカメラ好きの方からの情報で、高見の郷と不退寺の桃がいいと言うことを聞いて、それを踏まえてどこに行くか検討しました。

高見の郷は素晴らしいようなので、晴れそうな3日目に行くことにして、2日目はまず友人が行っていない森野旧薬園に行き、又兵衛桜を遠方から眺め、不退寺に行き、三多気の桜に行って、最後に金峯山寺に16時少し前に行き夕勤行を聞くと言う予定にしました。奈の音の奥様から、良かったら帰りに寄るようにと日帰り温泉のタダ券を貰いました。

 森野旧薬園に行き一回りして、見頃を過ぎている又兵衛桜を遠くから眺め、室生寺に行きました。室生寺はところどころに桜も残り、シャクナゲも少し咲き始めていました。

池ではカエルが鳴いていました。奥の院の階段の前に行ったら、とてつもない石段が続いていました。400段とのことです。これは躊躇することなくパスしました。

門前でそうめんを食べて、不退寺に向かいました。曽爾村というソニーのような名前の村にあるとのことで、途中、通行止めのあるスゴイ山道に案内されたりしましたが、不退寺に着きました。しかし、ここは2色がまざった桃の花があるとのことでした。その木は確かにありましたが、ちょっとわざわざ来ることもない感じでした。

 その後、途中に屏風岩と言うのが近くにあるとのことで、せっかくだから寄ってみました。そうしたら、ここは素晴らしい桜の名所でした。関東では妙義山の桜のような感じで、そそり立つ岩壁の下は桜の林、岩壁の途中の段にも桜の木があります。岩壁の途中にはチラホラとミツバツツジがあったり、素晴らしい桜の景色です。これは凄い。

写真を撮ってる人が言ってましたが、この素晴らしさはあまりオープンにしたくないと。

次に、三多気の桜に行きました。しかし、三多気の桜の看板はあったのですが、写真にあるような棚田に映る桜がどこにあるのかわからないまま帰ってきました。

次に、雨の中でしたが金峯山寺に行くために吉野に向かいました。散りはじめでもあり雨でもあったので渋滞はしていませんでした。駐車場がどこにあるか吉野駅前で交通整理している人に聞き、中千本方面に少し登った所にあると聞きました。

また、金峯山寺に行くのに一番楽な行き方を聞きました。ロープウェにのって上の駅から歩いて登るのがいいと聞きました。

駐車場に停め、ロープウェイに乗りそこから黒門を越えて登り金峯山寺に着いたのは16時10分ほど前でした。雨はひどくなり、鎖の雨樋がジャージャー流れていました。

ギリギリで滑り込み、蔵王権現様を拝み、裏側を1周して仕切りに何とか入れてもらい間近で眺めました。16時半の夕勤行までは葛饅頭を買って店の奥で食べられるところで

時間をつぶしました。そして夕勤行のお経を先日同様に聞きました。

その後下千本の道を下り駐車場に戻り、大宇陀の日帰り温泉「あきのゆ」に行きました。そこで、お風呂の後、食堂でローストビーフ丼を食べて”奈の音”に帰りました。

大雨で、靴も靴下もびしょびしょになってしまっていたので、”奈の音”では薪ストーブをガンガン焚いてくれ、その前に靴などを置いて乾かしました。スキー場みたいでした。

■奈の音の朝食は野菜中心。

食後に薬茶も出してくれる

大宇陀の街並みを通って・・・

森野旧薬園に来ました

カタクリの花は、雨の日は開かないらしい

旧薬園の上から見た葛を何かする?プール。

玄関で売っています

又兵衛桜を遠くから眺める。雨でもありさすがに駐車場はカラでした。

室生寺に来ました

カエルの鳴く池は、椿の花が睡蓮のよう

シャクナゲが少し咲いている

桜も残っている

奥之院への階段。これはダメだ・・・・

門前の店で素麵を食べる

曽爾村の不退寺に来ました

近くに看板のあった、屏風岩に来たらすごいじゃないか!!

雨で写真の色が出ていないが、満開だ

三多気の桜に来ましたが、棚田の桜の場所がわからない(涙)

そして、金峯山寺に行くため吉野に来ました

再び夕勤行を聞きました

黒門をくぐり、下千本を下ります

大宇陀に戻り、日帰り温泉”あきのゆ”で温泉に入り、

 夕食はローストビーフ丼。少々メニュー写真と違いましたが・・・

靴と靴下びしょびしょ・・・