今日はチュークの小学校隊員の活動先を訪問しました。
セイントセシリア小学校という私立の学校で
大きなカトリック教会が併設されています。
奥の方に歩いて行くと
校舎が見えてきました。
コンクリートは剥げ
手すりも飾りのような感じで
日本では安全上ありえない校舎です。
中に入ると
木造の廊下でした。
教室の中では
夏休みの夏期講習が行われており
算数の分数の勉強をしていました。
男の先生が熱心に指導している姿が印象的でした。
その後
併設されている教会の中も覗いてみましたが
学校とは違ってとてもきれいでした。
この日は隊員のお家にお邪魔しました。
家につくなり
「バナナ食べる？」「ジュース飲む？」
と、沖縄の『かめ～かめ～攻撃』並みの歓迎を受けました。
これは夕食の写真
チキンがケンタッキーみたいにサクサクして美味しかったです。
ご飯は窯ごと
これがスタイルのようです。
ポンペイと同じようにご飯にしょうゆをかけて食べます。
夕食の後はステイ先のすぐそばにある場所でお祈りをしていました。
私も三線で
「てぃんさぐの花」を弾きました。
チュークの明るく元気な子ども達
お昼を食べた後は
２本目のダイビング
「平安丸」という船で、横浜にある「氷川丸」は姉妹船だそうです。
海底に着いくと
船のすぐそばには大きな魚雷があります。
それとは別の魚雷が当たったと思われる
大きな穴が船にありました。
この船は左を下にして
ちょうど横になったまま沈んでいます。
甲板に行くと
インストラクターが
「持ってみて。これは何だか分かる？」
と聞いてきます。
でっかい黒い石はなんと燃料の石炭だそうです。
甲板にはごろごろ転がっていました。
また、大きな大砲の弾も残っています。
移動していくと
はしごが見えてきました。
その後
今回も船内に入っていきます。
この船の中は真っ暗で
ライトがないと何も見えません。
トイレやふろ場、エンジンルームなどが見れました。
途中、ライトがつかなくなったときは
ちょっと焦りました。
その後、外に出て
船の周りを探検すると
瓶やコップが見えてきます。
火薬を詰める鉄の棒があり、空き瓶を使って爆弾を作っていたのでしょうか。
船尾には大きなプロペラがあります。
船の上で安全停止していると
そこには付着したサンゴが見えてきます。
戦争時に使われていた船は
約７０年経った今、魚の住みかとなっているのです。
