エアコンの取り付けDIYのポイントです

自分の覚えのため、記録します

 

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夏本番を迎え、エアコンが必須のこの時期

自宅の子供部屋のエアコンが壊れました・・笑い泣き

 

鳩小屋用にをヤフオクで買いだめしていたエアコンを急遽転用する事にしました

 

前回のエアコン設置でもヘルプ頂いた、同期の友人に来てもらい
(以前の記事)

今回、鳩小屋含め、エアコン3台を一気に設置しました。

 

1台当たり約2万円くらいでしょうか

 

ちなみに、1台目は、自宅3階のエアコンです

既にヤフオクで競り落とした購入済のエアコンの

取り外しと取付けなんですが

工具が揃っていななく、友人のスケジュールもなかなか合わなかったため

 

ネットの比較サイトに、取り外しと取り付けを依頼したところ

39,000

65,000

 

本体は含まれていないんですよ!

 

まさかや〜

 

です

 

さらに、複数の家電量販店では、新規エアコンの購入し、付け替える前提で

一番安い6畳用のエアコンの設置の見積もりでは、どんなに安くても

10万円は切りません

(3階という事はあるのですが・・)

もう

まさかや〜

です

 

で、友人のスケジュール調整をお願いし、

今回3度めのエアコン設置DIY行いました

 

なんせ、まだ、エアコン取付の道具が揃っていないもので・・

 

久々のエアコン工事、復習を兼ねて

イザ実践です

 

今回、エアコン工事をきっかけに必要な道具も買い揃えはじめました

 

① フロンガスを室外機に閉じ込め

(ポンプダウンと言います)

② 室内機と室外機の取り外し

③ 配管のフレア作り

④ 室外機の取付け

⑤ 室内機の取付け

⑥ 真空引き

⑦ 開放式と稼働テスト

 

では、詳細に行く前に、エアコン基本構成のポイントをおさらい

 

エアコンは、室内機と室外機の2つの機械から構成されて

室外機で冷やされた(熱交換された)半液状のガスが室内機に流れて

室内機の熱伝導率の高い細かいアミアミが冷やされ

扇風機で冷気が送りだされ、部屋を冷やします

チョッピリ温まった(未だ冷たい)、ホボガス状になった、戻り管が室外機に戻され

また冷やされて、また、室内機に送り出されるんです

 

なので、行きの管は細く(半液状)、帰りの管は太く(気体)管のサイズが違うんです。

 

6畳タイプの小型エアコンは、2分3分(にぶさんぶ)管という管が使用されます

(2分:6.35mm、3分:9.52mm)

 

室内機で電気が給電され、室外機へ電気を流すため

VVF 3C 2.0 という3線の直径2mmの電気ケーブルと

室内機で冷やされて発生する結露(水)を外に流す、ドレン管の4本で通常構成されています

(高機能なタイプは、換気機能があり、空気を通す管が追加されます)

 

① フロンガスを室外機に閉じ込め

(ポンプダウンと言います)

 

大抵のエアコン(私の知る限りすべてのエアコン)には

リモコン無しで、室内機側のスイッチで強制冷房させる機能を備えています

その際、エアコンの液側の行きのバルブを閉めたまま、強制冷房させると
 

室内機や配管の中に残っている、フロンガスが室外機に回収されるんです

 

エアコン室外機のバルブは、液側の上のバルブを六角レンチで時計回りに

締め付けて、閉じる事で行きの管が閉じて、帰りだけになり

フロンガスが回収されるんです

 

六角のカバーをレンチで外した上で、六角ボルトで開け閉めをするんですが

六角のカバーは単なるカバーになり、実際のガスの開閉は中の六角レンチで

開け閉めするんですが、単にガードするだけのカバーがついているんです

 

ガスが回収される事で、帰りの管の気圧が下がって

無事回収される事をマニホールドゲージという気圧計で確認します

 

今回、購入したマニホールドゲージ、メッチャ安いんですが
機能性十分です、DIYでは正確に測る必要は無いんで
余り高価なものは必要無いという判断です

 

真空状態になった事を確認し、戻り管のバルブを閉め

フロンガスの回収が完了します。

 

マニホールドゲージのメーターには

赤と青がありますが、青が低圧、赤が高圧

エアコンの取り付け取り外しには、青の低圧側しか使いません

赤は、ガス注入時に使うそうです

(使った事がありません)

 

② 室内機と室外機の取り外し

フロンガスの回収が完了したら、配管や電気ケーブルの取り外しを行うだけです

配管をモンキーレンチ等使って外していきます。

電気ケーブルの取り付け、取り外しには、電気工事士の資格が必要との事です

電気工事士の免許はメッチャ使えるんで、持っていない方は是非チャレンジしてね!

 

③ 配管のフレア作り

取り外しが完了したら、取り付け工事になります

今回、配管は古い管をそのまま再利用しましたが

接続部分は一旦切断し、フレアというラッパ状に管を広げる作業を新たに行うため

管の長さが若干短くなってしまうんです

 

その際、フレア加工前に、フレアナットというナットを差し込んだ上で

ラッパ状にするフレア加工をしないと、ナットが入らなくなりますので、ご注意を!

ついついやっちゃうんですよね

 

フレアツールは、友人からTASCO製の中古を6,000円で譲り受けました

フレアツールは、安い物も販売されていますが、TASCO等一流メーカー製の

購入をおおススメします

  

 

エアコン取付で失敗するケースの殆どは

このフレア加工の失敗による

ガス漏れと言われます。

フレアツールは、安心できる製品を使用する事をお勧めします

 

④ 室外機の取付け

フレア加工が終われば、

配管を室外機に取り付けるだけです

ただ、ナットの締め付けは指定の強さを締め付ける必要があり注意が必要です。

ボルトの締付けは重要ですね

接続する管同士を真っ直ぐにし

ナットを指でスムーズに回る位の状態を確認します

 

鳩小屋大家は未だ、トルクレンチを持っていないので

安い中古品を探しているんですが、なかなか出会えません

今回は友人のトルクレンチを借りました

 

あと、電気工事でVVFケーブルを取り付けます

 

⑤ 室内機の取付け

室外機のフレア加工および、配管工事が終われば、

同様に、室内機のフレア加工と配管工事を行います

 

室内機の接続部分です
銅管ですが、アオカビでガピガピです
右側がエアコン室内機側で、六角ボルトと溶接加工されています
 
 
管をレンチで取り外し
管をチューブカッターで切断し

 この作業も要注意です

バリが出たり、管が歪んでいる場所でカットするとガス漏れの原因になります

 

そのあとバリ取りをし

汚れやゴミを取り除いて

ナットを挿入した後

フレア加工を行い
傷のチェックをし、管と、室内機を接続
ドレン管、電線ケーブルをまとめて
テープで止めておく必要
 
水漏れしないよう、ドレン管の位置、水勾配を取って
ドレン管が一番下になるよう、テープで止めていきます
 
取付板を取り付けて
(って、最初の段階でしっかり設計し、水平になるよう
墨付けしておく必要がありますね、
管の曲がり位置や管の収納位置にスッキリ収まるようにしないといけません)
 
正直、この作業は、一人や行うにはかなり限界があると
思います、プロの方はどうされているんだろう?
 

⑥ 真空引き

配管やドレン管、電気ケーブルの接続が完了したら

配管と室内機の空気を抜く作業を行います

(これを真空引きといいます)

室外機の帰り管のところに、サービスホールという

マニホールドゲージを取り付ける取り付け穴に取り付けますが

 

↓コントロールバルブを間に噛ます事で

マニホールドゲージ接続時にプシュっと一瞬漏れるのを防止します

(あると便利!)

 

 
 

真空ポンプを動かすとすぐに、負圧に針が振れるんですが

5分程、動かして、しっかり真空状態にします

ポンプを止めて、真空状態が維持されるか5分程放置し

配管の漏れを確認します

 

⑦ 開放式と稼働テスト

 

最後の作業

マニホールドゲージを外し、室外機の6角ボルトで

行きと帰りの両方のバルブを解放します

(プシューっとガスが配管に回る音がしますので、耳を傾けましょう)

 

いよいよエアコン始動で、冷やされるのを確認します

メチャメチャ冷えてくれました

 

1台目は、古い管を再利用して、管の長さの調整等結構苦労しましたが

 

今回の自宅3Fの子供部屋のエアコン工事

エアコン本体込で

21,000円ほどで済みました

 

2台目も、3階なんですが、ベランダが直ぐ裏にあり

配管も新品で加工も簡単でした

 

3台目は鳩小屋203号室

こちらは壁に穴を開ける必要があったので

若干苦労しましたが、予め穴開け場所は壁内の構造も

確認済でした、穴開けは、若干水勾配を意識して

外に向けて、傾けて穴をあけます

 


外に中心部分の穴があいて、飛び出たのを確認し

次は外から穴をあけます

ハシゴは修理途中でしたが、紐はブラブラしましたが

問題なく使えました

 

空いた穴に、エアコン用スレーブ管を挿入し

隙間等コーキングでうめていきます

 

室外機は、2段ラックを購入

103号室の室内機の上に203号室の室外機を乗せました

(乗せた後の写真わすれてしまいました)

取り付け後の写真忘れてしまった
 
3台で本体込みで7万円位
1台当たり、本体、配管、テープやナットなどで
2.3万円ほどでしょうか・・
作業時間は1台あたり、約3時間、合計9時間ほどかかりました
 
次回は、道具類を全て揃え、自分だけでやりたいものです・・
 
 

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