大工の師匠がチョークではなく
墨つぼ
を良く使っているんです
チョークとの違いは
粉ではなく液体の墨汁
糸が細く
糸を強いらしく強く引っ張れる事で
正確な墨付け
が可能なようです
そんな墨つぼを羨ましく思っていた矢先
チョークキレまくり事件が起き
バックアップ用にチョークを
もう一台買うか
ここはチャレンジして
「墨つぼ」
を、購入するか、ちょっぴり迷い
ついに買ってしまった
「墨つぼ」
使い始めてすぐ
問題が発覚!
墨付けを行う際糸を弾い(はじ)ても
最初の30cm程しか
墨が付かないんです
糸の途中から墨が糸に
染み込んでいないようなんです
「使えねーじゃね〜か〜!!」
「不良品じゃね〜のか〜」
買ったの失敗か~
なんて思って
使うの控えていたんです
それから数週間
墨つぼを使わない期間があって
でも
なんとなく使ってみようと思い
そう言えば
なんだ?この
「ポッチ」?

って
気付いてしまったんです
おい
おい
お〜い
マニュアル見ろよ!
と
怒られそうです
実は
墨つぼと
チョーク
使い方が違っていたんです
いや〜
無知を思い知らされました
チョークを引く際
粉が糸に絡み付くよう
若干振って、糸に粉が絡むよう意識すれば
チョークが付かないなんて事はあまり起きなかったんです
でも
墨ツボはそれだけでは
ダメなんです
実は
墨つぼの場合
以下の黒いボッチを押しながら
糸を出していかなければ
糸に墨が付かないらしいんです!!
いや〜
知らなかった〜

ボッチを押すことで
墨が浸ったスポンジで
糸を挟んで
糸に墨が染み込むわけです
ちょっぴり
大工の師匠に近づいたかな?
なんて感じちゃった
鳩小屋大家でした