最近の研究で子供が1歳未満の頃の親との対面のコミュニケーションがとても大事だということがわかって来ました。0歳児はたとえ言葉を喋れなくても、親の心を推察して、抱っこしようとすると手を上げたり、笑うと笑い返したり出来るのです。昔は「心の理論」というものがあって4歳くらいにならないと人の心がわからないと思われて来ましたが、最近では0歳でも理解出来るということがわかって来ました。さらに親の口調や感性などもかなり伝わるようで、親がきちんとした日本語が使えてコミュニケーション能力が優れていると、遺伝とは関係なく子供にも好影響を与えるのです。
しかも0歳児の脳の活動を見ていると、生まれた直後から文法の規則を習得し始めることがわかっています。そしてもしかしたら意味まで理解しているのではないかと思われていて、たとえば親の仲が悪い子供のIQは10ポイント低下するので、たとえ乳児であっても夫婦喧嘩は要注意なのです。
▶︎こどもみりん。